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Bhagavad Gita 第4章のイントロ

私たちが共に幸せに、この地球上で生活していくためには何が必要なのでしょうか?

様々な人々がその人の視点で語り、政策を練ります。だけど、それは「その人の見解中心」であり、本当にすべての人が幸せに生活をするためなのでしょうか?下手をすれば、いつの間にか政策を打ち出した人達が得をするルールになっていて、盲目な人たちは良かれと思い従い、そして知らない間に管理されていたり、損をしたり、最悪命まで落とすことになりかねません。

ヴェーダはそのような、自分の利益を考えた人たちが創ったものではありません。そもそも「知性や能力に限りのある人間」が創ったものではないので。

ヴェーダは
私たちが幸せに生きられるように
全てを作り出す知性と能力&パワーを持ち備えるものが
古の聖者を通して、私たちに伝えてくれている叡智

です。ただただ私たちの幸せと心の平静を思い、伝えられているヴェーダ。

そこには、どのように生きて行ったらよいのか、人生のゴールとは何か、そして、そのゴールにたどり着くためにはどうしたら良いのか、が教えられています。ちょうど目的地に行くために地図を見るように。

一般的な地図と異なるところは、自分で勝手に読んでも、目的地すら見つかられないのが人生の地図です。

ヴェーダの地図の読み方は、正しい方法で一定の期間きちんと学んだ先生によって教えてもらうことが出来ます。

そのありがたい教えの中に、全ての人が知るべき、そして沢山の人(著名なインド人や有名大学で教えるインド文化研究者&YouTubeで表面的な知識を説く某インフルエンサーを含める)でさえも誤解をして、その誤解が定説の様に広まってしまっている教えがあります。

それは西洋の見解を押し付け、「カースト制度」という名の人種差別のレッテルが張られた、社会の職業と人の性質をグループ分けするVarnaです。

人生のゴールが「名声を得て、お金持ちになる事」となってしまっている、日本を含める西洋文化では、このグループ分けは差別や職業選択の自由がない悪名高き「カースト制度」として片付けられてしまいます。

しかし、Varna の背後には

真の幸せを手に入れるというゴールのために
人として成長し
社会にも貢献し
その過程で通常人が欲しがるものもきちんと手にし
ある程度満たされることが出来る
すばらしい人生と社会制度のデザイン


が教えられているのです。
個人も社会もきちんと成長し潤う生き方が教えられています。。。つづく

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というお話を次回6月12日(土)のBhagavad Gita第4章のクラスでしていきたいと思います。4章の13番目のシュローカなので、もしかしたら7月になってしまうかもしれませんが、4章の初めはBhagavad Gitaがどの様な教えなのか、と、Krshnaが何者なのか、が説かれています。

ヴェーダーンタの教えに興味のある方はもちろん、インドの文化に興味のある方や社会がもっと良くなれば良いのに、と思っている人などなど、どなたでもご参加頂けます。インド人やヴェーダの文化に触れたことがある人にも来てもらいたいです。

クラスの詳細とお申し込みはこちら↓からです。

https://fb.me/e/1XRVdHFty
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