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みなさま今年の夏はどのようにお過ごしでしょうか。
例年よりも暑い気がするのは私だけでしょうか。いや毎年暑くなっている気がします。

さて、あと2週間もすればお盆休みに入ります。学生の方であれば、特に関係はないと思いますが、社会人の方であれば、待ちにまった長期休みではないでしょうか。
今回の記事はそんなお盆休みの由来を、受験知識と絡めながらお話しできればと思います。

お盆とは

そもそもお盆とはどこから来ているのでしょう?「先祖が帰ってくる。」ということは聞いたことがある人も多いかもしれません。

仏教用語の「盂蘭盆会」の省略形として「盆」(一般に「お盆」)と呼ばれる。盆とは文字どおり、本来は霊に対する供物を置く容器を意味するため、供物を供え祀られる精霊の呼称となり、盂蘭盆と混同されて習合したともいう説もある。現在でも精霊を「ボンサマ」と呼ぶ地域がある。
(中略)
盆の明確な起源は分かっていない。1年に2度、初春と初秋の満月の日に祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事があった(1年が前半年と後半年の2年になっていた名残との説がある)が、初春のものが祖霊年神として神格を強調されて正月となり、初秋のものが盂蘭盆と習合して、仏教の行事として行なわれるようになったと言われている。日本では8世紀頃には、夏に祖先供養を行う風習が確立されたと考えられている。

Wikipediaより

あくまで、ネット情報ですが、随分と歴史のある行事のようです。

奈良時代からお盆はあった?

ここで受験知識を一つ。
8世紀といえば、おおよそ奈良時代(710年〜784or794年)と合致します。この時代は仏教が政治と深く結びついた時代でもあります。中心となった人物は聖武天皇ですね。奈良の東大寺や国分寺、国分尼寺。また、鑑真の唐招提寺など荒れた国内情勢を仏教の力でなんとかしようとしたという背景があります。

お盆休みとは

本題に戻ります。
2023年のお盆休みは、8月13日(日)〜8月16日(水)までのところが多いかと思いますが、そもそもお盆に休むという文化はいつから始まったのでしょうか。

江戸時代の「薮入り」を起源とする一説

薮入りとは、江戸時代の奉公人や丁稚(でっち)が働いている場所から実家へ戻る、つまり主人から休みをもらうことを指します。働く人間が自分の家へ帰り、主人のもとからいなくなれば商売を休むしかありません。その時期が年2回(正月とお盆)あり、そこからお盆休みに繋がったとする説が一般的です。

休みも大事ですが、受験生は有意義に過ごそう

中学生・高校生、特に受験生にとってはお盆休みも勉強することになると思います。周りが休みの中、1人勉強することは辛いと思います。

適度な休息は、脳の処理速度を高め、学習能力の向上につながりますが、休みすぎると次のスタートが切りにくくなり、そのままダラダラと過ごしてしまう、集中力が途切れることもあります。

まずは、学習環境を整える(スマホを離しておく、何もない場所を作るなど)もしくは、環境を変える(図書館に行ってみるなど)など、半ば強制的に勉強ができる状態にすることがいいでしょう。

ぜひ、残り1ヶ月の夏休みを有意義に過ごしてくださいね。


ECCベストワン武庫之荘駅前校はお盆休みをいただきます

休校日:8月12日(土)〜8月16日(水)まで

ECCの個別指導塾ベストワン武庫之荘駅前校は、上記の期間は休校日とさせていただきます。(※8月11日と17日は講習のみで通常授業はありません)
この間のお問い合わせは、返答に時間を要する場合がございますので、あらかじめご了承下さい。

詳しくは公式HPまたは06-6432-1440(当校代表電話)まで

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