レギュ変更につながるデッキ解説【シティリーグS2準優勝を添えて】※おまけ部分有料
はじめに
はじめましての方ははじめまして。
前回の記事を読んでいただけた方は、お久しぶりです。
今回、運がいいことにシティリーグで(また)準優勝することができましたので、本記事を書くにいたりました。
※前回の記事はこちら
ということで、前回と同じようにシティリーグで使用したデッキの解説を…
と、思ったのですが、直近でレギュレーション変更が来るため、今更感が強すぎます。
そのため、本記事では、シティリーグに向けてやってきたデッキの調整や、採用カード、枚数の理由部分について、レギュ変更後でも使えるような表現でお伝えできればと考えています。
今回の記事では、前半の無料パートでシティリーグで使用したデッキ、特にその採用枚数と選択した理由について。
後半の有料パートでは、新レギュレーションに向けて、グループ内のメンバーに色々インタビューしましたので、その内容を載せていきます。
使用デッキの選択
1/8(月・祝)、ドラゴンスター三宮店で開催されたシティリーグに参加しました。
前提として、前回の記事から自分自身の社会的環境にはほとんど変化がありません。
つまり、
・自分を含めて4人程度のコミュニティで
・新弾の発売直後や誰かの大会直前の休みの日に対戦をやる
そんな程度の練習量、ということになります。
最初は5月のシティで準優勝できたロストギラティナを使用することを考えていましたが、
・前回と異なりロスギラの対策や対戦経験が浸透し、強いタイミングでツツジを打たせてもらえないことが増えた。
・ミラーになった場合に練度差で負ける。
といった理由から、練度に差が出づらく、勝ちまでのプランが明確なミライドンを使用することにしました。
デッキレシピの完成は、大会本番の2日前、ミライドンミラーを2回とかいう、実戦になってるのかなってないのかわからない練習をして、本番に臨みました。
採用カードに関する基本の考え方
ここからは、自分の中で採用カードに理論づけを行う際の考えを踏まえながら、今回のデッキの採用カードについて解説していきます。
レギュレーション変更があっても、デッキの種類が異なっても、この考え方だけは共通している。という部分を解説していきます。
筆者のカードゲーム歴は、ここで詳細は述べませんが、かなり多くのカードゲームを触ってきています。
①通常、強力なサーチが可能なカードゲームでは、サーチ先のカードとしてはゲーム中に使用したい枚数分のカードを入れることが一般的です。(遊戯王等)
②一方で、サーチが不確定なカードゲーム(上から複数枚めくってその中から手札に加える等)では、ゲーム中に使用したい枚数+1枚の枚数を採用することが多いです。(バトルスピリッツ等)
③また、初動となるカードは、どのカードゲームであっても多くの枚数を採用することが基本ですが、サーチが容易な場合や、複数種類の初動が用意されている場合、ゲーム後半で使わないカードが初動となる場合は、適宜枚数が調整されます。
④そして、不確定要素によって使用できないカードが発生する可能性がある場合、重要なカードは+1枚採用することが推奨されます。
⑤なお、環境に合わせて、対策用のカード(通称メタカード)をデッキに仕込むことがあります。このようなカードは、使用しない対戦も多くあるため、1枚のみを採用します。
もちろん、ポケモンカードゲームにおいても、他のカードゲームと比較した場合に上記に該当するような特徴があります。今回使用したミライドンのデッキに当てはめてみると、
・ネオラントVや、ピオニー、ハイパーボールといったサーチカードが存在し、多くの狙ったカードを直接手札に持ってくることが可能(①に該当)
・初動札が多く存在するため、そのほとんどをゲーム中に使用する枚数まで絞ることが可能(③に該当)
・サイドカードが存在し、サイド落ちによって終盤まで、下手をするとゲーム中に使えないカードが存在する(④に該当)
各カードの役割、使用タイミング、環境に多いデッキに対する回答等と組み合わせ、各カードの採用、枚数を決定しました。
採用カードと枚数の解説
特徴的な部分(解説したい部分)のみに絞って解説します。
エネルギー配分(基本雷16、ダブルターボ1)
ここの配分は固定で考えていました。
理由は、「なぜこの枚数なのかを自分が理解していないから」です。
そもそも、自分はデッキを1から組むことはせず、SNSにあがっている実績のあるレシピを自分用にチューニングして成立させています。
このとき、当然各カードの採用意味を考慮するのですが…
今回のエネルギー枚数に関しては、参考にした多くのデッキが、雷エネルギー16枚であったため、ここは固定としています。
おそらく計算上、16枚がよい。という話なのでしょう。
ダブルターボは、ミュウexの起動補助、カイナの起動補助、モココの逃げエネなど、役割が多いため採用。ただし、いずれも大戦中必須ではなく、本来であれば別のカードでこなすところの緊急用補助用の意味合いが強いため、1枚のみとしています。
イキリンコex
2枚採用。
サイド落ちしてるとかなりきついため2枚採用としています。
また、2枚にすることで、「スタートの可能性が上がる」という効果も期待できます。
イキリンコでスタートした場合、特性がほぼ確約される以外に、後攻をとった際に相手にデッキの種類を把握されにくくなる。という効果もあります。
ロストスイーパー
相手のお守り破壊、ペパーから持ってこられる雪道破壊として採用。
メタカードの1枚ではありますが、ミライドンを扱ううえで、サイドを取れないターンを作られるのが最もまずいため、お守り破壊のカードは重要と考えました。
また、ロストスイーパーであれば、手札を減らすことができ、ミュウexで引ける枚数が増えます。
(この手札を減らせる特徴で助けられた試合もありました)
入れ替え札
ヒモ1、ポケモンいれかえ2。
どちらかと言えば、正面を倒したい場面が多いため、ヒモより通常のいえかえを多めに。
また、いれかえカートはモココに使用できないため通常のいれかえとしています。
元の構築では入れ替え札2枚でしたが、1枚増やしました。エレキジェネレーターの都合、入れ替えは3枚のほうがデッキの回り方がよかったです。
勇気のおまもり
2枚採用。元は1枚でしたが、環境に多いリザードンやミラーを見て増やしました。後攻1ターン目に前のアタッカーにつけることがほぼ必須となるため、サイド落ちも考慮して2枚としました。
また、合わせてタウンデパートも採用し、持ってこられる手段を増やしました。
ボスの指令
3枚採用。元は2枚でしたが、1試合で2枚使うことが多く、ピオニーやイキリンコで巻き込むことを考えて3枚の採用としています。
この後の有料パートについて
この後は、有料パートとして、今回シティの練習に付き合ってもらったメンバー3人(に加えて筆者の全4人)に、次の弾や新レギュレーションに向けたインタビューを実施しましたので、その回答を記していきます。
回答者一覧
・おいちゃん(ゴリラ)
大会には出ず、グループ内で楽しんでいるスタンス。
グループのメンバーにSRやSARを押し付けられ、それにちなんだデッキを組まされている。
・夏目君
2024シティリーグS1 ベスト4
Tire2以降のデッキを組むことが多く、環境を読んだデッキ構築を好む。
・ギバリちゃん
敬称はちゃんだが男。
大会の抽選運にめぐまれず、実力はあるのに結果が残せない。というより残しようがない。
全員、筆者と対戦しても勝ったり負けたりで実力に遜色ない面々となっています。
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