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逃げたほうがいい施術所の傾向まとめ

新たにセラピスト界隈にいらっしゃる予定の皆様おめでとうございます。
新しく就職を決めた方も多いと思いますし、学生時代にお世話になっている院に就職というパターンの方もいらっしゃるかもしれません。
そんな中で、実は地雷系の可能性がある施術所の傾向をまとめてみました。
現環境のすべてを否定するのは幼稚なことなので、厳密にいえば…のところは今回省いています。

ライトな奴を前半に、何かあった際のリスクが高いものを後に配置しています。

レベル軽:広告違反

例えば整骨院、接骨院であれば、

柔道整復師である旨並びにその氏名及び住所
施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
施術日又は施術時間
その他厚生労働大臣が指定する事項(平成11年3月29日付け 厚生省告示第70号)
ほねつぎ(又は接骨)
柔道整復師法第19条第1項前段の規定による届出をした旨
医療保険療養費支給申請ができる旨(脱臼又は骨折の患部の施術に係る申請については医師の同意が必要な旨を明示する場合に限る)
予約に基づく施術の実施
休日又は夜間における施術の実施
出張による施術の実施
駐車設備に関する事項

が、本来掲載可能な広告事項です。
それを踏まえて入社予定、現在勤務中の院のサイトや外看板などを見てみてください。
おそらく上記の記載を違反していると思います。
なお、上記ルールができたのはだいぶ前なので、現在の環境にはそぐわないルールと自分も感じていますが、じゃあ破っていいかっていうとそれは別の話です。
ただ、大半の院が違反しているため、現行リスクが低いと認識していただいて結構です。
その中でギルティ度が高いものは後述します。
リスクが低いけど違反は違反、と考えたとき、真っ当な思考を持った皆様ならどのように行動しますか?
少なくとも開き直る、正当化する、という手段はとらないですよね。
その当たり前の感覚でもって今から入る(働いている)院のスタッフや代表、院アカウントの言動を見てみてください。
もし開き直っているようであれば、逃げることを検討するべきです。
いろいろ言い訳は立つにしろ、違反行為であることは事実なので、原則的には道の端っこをこそこそ歩くのがふさわしい状況です。
堂々と道の真ん中でたむろってるのはもうアレです。
ただ、アレな人にいい大人は忠告しないので、アレな自覚もなく、仕上がった後になんか言われてももうアレなので、リスクをかぶさる前にいろいろ考えることをお勧めします。

余談ですが、広告のガイドラインについては見直すための検討委員会が開催されており、書道を間違えて先行きは暗いですが続いています。
気になる方はこちらをどうぞ。

レベル中:社長ポエム

そこそこ減った印象がありますが、ベテランの院長、社長にやや多い印象があります。
やたらとブログでポエム(に結果的になっているモノ)を書き、利用している人の守秘義務守っていなかったり、スタッフの個人情報をばらまいてしまっている人が経営している職場はリスクが結構高いです。
某元プロ野球選手が高校時代通っていた院がテレビに出て、今でもその高校の生徒100円でやってるよなどの爆弾発言をしたケースもあります。
利用している人の個人情報を流出、を越えて宣伝していたり、有名人が来ているみたいなことを平気で書いていると、一見先方が断らないなら悪くないような?と思う人がもしかすると一万人に一人くらいいるかもしれません。
ただこれは、セラピストとしての守秘義務違反、この時点で人間性が最低と評価されてもおかしくないのですが、プラスして個人情報保護法違反の問題が出てきます。
現在一般企業なら、派遣社員やパートでも個人情報漏洩を行わないような研修を行う企業が相当数ある時代です。
普通に捕まってニュースにも乗ります。

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