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「朝生」形式だからセラピスト界隈の議論はかみ合わない説

タイトルに使っておいてなんですが、朝生をフルで見たことがありません。
第一に議論のていを為していないこと、第二に見苦しい事、第三に眠たいことが理由です。
セラピスト界隈でも、議論というか、それより低い次元の言い合いと言いますか、もめごとと言いますか、一方的な粘着行為も一応含んでおきますが、それらの大体において朝生方式が採用されているため、会話が成り立たないのではないか説を提唱したいと思います。

雑談と議論の違い

先ず、雑談と議論の違いについて、この記事内での定義をしておこうと思います。
雑談は基本的に話題が飛びまくったり、結論が出る必要は特にありません。
永遠に一つのテーマで話をつづける必然性もあまり高くはないです(壊していいかはまた別)。
翻って議論は、結論や優劣が必ずしもつく必要はありませんが、議題やテーマ、内容のどれかが最低限揃っている必要がありま。
そして一個だけ揃っていて後は自由みたいなものだと話になりません
ポジトークや感情論、経験則こそ至高みたいな要素が絡まって、このような状態になるのではないかという偏見を持っています。

朝生方式の実例

例えば、世代ごとにセラピストの質が高い/低いみたいなテーマがあったとして、Aさんがそれについて自分のアカウント内でツイートしたとします。
A「最近のセラピストの質が高いのは、活動の幅が広がったことによって、能力や適性に応じた選択肢が増えたからだ」
みたいなことを言うと、
・セラピストの質についての言及
・最近のセラピストの質の方が高いと考えている
・それは、業務や活躍の場が増えたことにより、画一的な環境から変化が起きて、素養に応じた選択肢が取れるから能力を伸ばしやすい
という内容になりますよね。
これに対して賛成/反対/賛成だけど別の意見みたいなひとたちが集まってきて議論になります。
ただし、上記の言及はAさんがなした定義なので、あくまでもその場ではそれが下敷きになります。
なぜなら、特定の誰かにAさんが論戦を仕掛けたわけではないからです
しかし朝生形式はそんなの関係ありません。

B「今の教育制度を変えない限り業界の進歩はない!」

C「徒弟制度でしっかりやらないから今のやつらは育たない!」

と、前提全無視で自分の話

をしてしまいます。

「いやでも、これってBは対策でCは反対意見なだけでは?」
って思う人はいるかもしれません。
であれば本来、BもCもAの意見には反対である、なぜなら…みたいなことをする必要があります。
そこに言及せずに自分の話をしているにすぎないので、これはただの会話泥棒です。

でも朝生ってこういうやり方なんですよね。
ほぼほぼ人の話は最後まで聞きませんし、聞いても聞いてるだけで会話としてはあまり成立しません。
これが続くと何が起きるでしょうか?

永久空転機関

こうなるとB,Cのタイプの人の土俵で相撲しない限り、永久にこのノリは続きます。
そしてB,CともにAと議論をしたいわけではなく、Aの尻馬に乗っかって自分の話をしたいだけなので、B、Cにつきあっても本題に戻ることはありません。
そしてAの人も、そもそもB,Cの話題で議論する気自体がない場合付き合う筋合いもないのですが、セラピストって人の話を聞く人も多いため、つい付き合ってしまって疲弊してしまいます。
そしてそこで投げやりに対応しようものなら、非礼扱いされてしまうまであります。
では、B,Cの矛盾点をついたらどうでしょうか?


A「Bさんの教育問題の話は、昔とは比べ物にならない位カリキュラムが増えていますよね。そしてそれを決めたのはあなたを含む先輩方の意向ですよね?」
B「最近の若い連中は金を稼ぐことしか考えてない!志はどこに行った!」

A「徒弟制度って、今でも評判のいいひとのところには勝手に弟子は集まってますよね?そうでもなくて、更には金も払わないとか教育にかこつけて自分がされたことを弟子にしてるだけな人がいるから今なくなっているんじゃないんですか?」
B「腕さえ磨けばいいんだ!金なんか二の次だ!」

と、主張2がはじまるのがオチです。
これは決裂するか先方が満足するまで永久に続きます。
無駄です。

対策はあるか

ないです。
これは頭の良しあしではなくて属性や習慣の話なので、一々座長を引っ張り出してきて、話題がそれるたびにストップをかけて貰えばギリ成立するかもしれませんが、ストップ自体がひいきや差別とか言われて詰む気がします。
少なくともセラピスト界隈程度の規模間であれば、個別のコミュニティを作ってその中でやっていたほうが平和かもしれません。
まあ、それが出来ないからこうなるんですが<了>

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思い込みだったり、調べるのが面倒だったり、人のポジトークが理解できない人のために、セラピスト界隈の法制度や話題になっていること、質問された…

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