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薬機法が変わっても界隈には広告でヤカる人は減らない説を検証してみる

セラピスト界隈の法令などを電凸や調査ベースで紐解くマガジンを書いております。

途中まで読めるので、試し読みしていってください。

さて、8月1日から薬機法が改正されましたよね。

誇大広告に課徴金が発生し、それはSNSやHPにも波及します。

しかし、セラピスト界隈においては当面,

薬機法なんてなにそれおいしいの?

ってなる可能性が高いと、私は考えています。

それについて、法令的な観点を交えつつ考察していきたいと思います。

ルールって白か黒かグレーかじゃないんだよ

最初に総論として、ルールと罰則の話を軽くします。

特に界隈の方はこの観点が抜けているように思うのですが、日本のルール/法律というものは、あくまで白か黒かです。

明確に線引きはされています。

また、それが確定するのは行政処分や判決が出てからになります。

逮捕=犯罪者ではない、被告=犯罪者ではない、ということですね。

逮捕されていない=全く問題ないという事でもないのは、信号無視とかその辺で想像がつくかもしれません。

これについて、法律の専門家でないので正確な一つの答えというのはちょっと出せないのですけれども、一つの指標として考えられるのが、

出所後の雇用率の低さ

です。

一回有罪になって刑務所入りすると、実質社会的に死にます

また、アメリカでは顕著ですが、厳罰化を進めた結果囚人コストが増大しています。

この二点から、何でも逮捕、厳罰っていう方向にはいかないのではないかと思われます。

しかし、罪に問われることと、犯罪を犯したりルール違反をしているという事は、別問題で、悪い事は悪いのです。

よく界隈では、特に療養費に関してグレーとか平気で言う人がいますが、ルールにグレーはありません。

黒か白かだけです

運用がシビアかどうか、そこに差があるだけであって、黒と白が混ざったりはしません。

それを踏まえて、薬機法の改正がセラピスト界隈に与える影響は、現在の残念なメンタリティである限りほぼないと思います。

あるとして、結構でかめの処分がかかった後になる、または、それを踏まえて「こっちのやり方なら大丈夫です」コンサルが一度がっさりとあさっていくという展開を予想します。

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思い込みだったり、調べるのが面倒だったり、人のポジトークが理解できない人のために、セラピスト界隈の法制度や話題になっていること、質問された…

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