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セラピスト界隈にはびこる「グレー」という地雷について

「○○(好きな議題をここに)はグレーだから」
こんな表現を聞いたり、口にしてしまったことはありませんか?
何をグレーとしているかによって解釈違いもあるかもしれませんが、セラピスト界隈でグレーとされているものが本当にグレーなのか、というお題でお届けします。
変な商材をつかんだり、根拠なくオッケーと言われた後ではしごを外されないための趣旨で書いてるので、特に特定のアレではありません。

グレーを定義する

この記事を書くにあたってグレーというものを定義していきたいと思います。
・白と黒の混ざったもの
・白とも黒とも言えないものの比喩表現
あたりがイメージされるところかと思います。
特に界隈の認識だと後者の方が使用感が多そうなので、
白でも黒でもない
を今記事におけるグレーの認識として定義します。
今期時におけるグレーの認識として定義します。
二回言いました。

グレーの誤用問題

これメーカーとコンサルの誠実じゃないパターンによくみられるのですけれども、
書いてないから禁止されてない=行けます
って言う論理が見受けられます。
界隈に打撃を与え続けてきたのはこの理論です。
書いてないからダメじゃない、その免罪符としてグレーという表現を使っているんですね。
もっと悪質になると、ダメって見解でてるのに、細かい用例が書いてないからグレーって言い張るパターンです。
直近の事例だとエコー関連(サイトにエコーの写真やエコーという単語を載せること自体がアウト)や口コミ風広告サイトで使われました。
実際言われたので指摘したら、そういうのは悪質なクレーマーという見解をいただきました。
そこから読み取れるのは、
直接的な処罰事例が発生しない限り黒ではない=グレー
という論法まであるのかもしれません。
中にはルールのギリギリをせめて、顧客(セラピスト)の利益を増やしたい!みたいなジャスティス学園出身の方もいるかもしれませんが、その積み重ねで、療養費、交通事故とどんどんやらかしていってる界隈においてギリギリを攻めると言う思考は、次の規制対象をプレゼンしてるのとあまり変わらない感があります。
自分たちの言う通りやって法的処分を受けても別段保証はしないって言うのは、数年前のエキテンの営業電話で聞いた内容ですが、どんなにお題目を並べられても責任は取ってくれないので、自衛手段は持っておくべきでしょう。

やべー業者やコンサルの特徴

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思い込みだったり、調べるのが面倒だったり、人のポジトークが理解できない人のために、セラピスト界隈の法制度や話題になっていること、質問された…

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