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セラピストのルール【地雷除去マガジン】

思い込みだったり、調べるのが面倒だったり、人のポジトークが理解できない人のために、セラピスト界隈の法制度や話題になっていること、質問されたことに対して裏取りをしたり考察をしたりす…
このマガジンを購読すると、セラピスト界隈で話題になっている事柄に対して、根拠があるのかないのか、実…
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#療養費

セラピストのルール【地雷除去マガジン】とは?

2021年6月から、セラピストのルールについてのマガジンを執筆し始めました。 これは、そのマガジンについての説明記事になります。 ・セラピストが知らないルール上での地雷とは? ・どういう人に読んで欲しいか について解説しています。 セラピストが抱える「400~500万円をどぶに捨てる」リスクいきなりですが、国家資格を所有するセラピストの皆さんは、常に400~500万円をどぶに捨てるリスクを持っています。 これが何かと言いますと、学費です。 柔道整復師が若干安いで

捕まる可能性がある職場の回避法

界隈をよくしようであるとか、不正許さんポジションとってる人がなぜか反応が薄いニュースでしたが、これって不自然ではないかとおもうのです。 界隈に対しても色々いうチャンスだったと思うのですが。 それはそれとして、交通事故関連の表記やら広告の仕方で、サイトの見方を気を付けるだけで、就職や転職の際に逮捕リスクのある職場を防ぐことができますし、今務めている職場でのリスクを知ることができます。 療養費関連は今回省く予定です。 多分ごっちゃになるともうのです。 また、逮捕記事についてエビ

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「整骨院」名称を民間療法院が名乗るメリットはない

先日の広告検討委員会で、新規施術所が整骨院名称を使えない方向で議論が進んだようです。 そうなると、特に規制のない民間療法院では整骨院という名称が使えてしまうのが問題っていう議題を先日同業者に振られまして、記事化によってその回答にしたいと思います。 まあこのネタで煽るような人は世の中にいないと思いますが、なんか煽られたときの資料になるかもしれませんし、ならないかもしれません。 なお本題に関係がないためここでその記述は終える予定ですが、施術者の検討委員会に置いて、民間資格の規制

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整骨院界隈を一回ぶっ壊したらどうなるかをシュミレートしてみた

少し前に、大物の逮捕記事が出た時に、この界隈一回滅んどけ(意訳)みたいな意見がいくつか見られたので、実際一回滅んだらどうなるかを考えてみたいと思います。 療養費最強になった(数年前から)鍼灸や、訪問以外では特に問題がないマッサージ師、開業権のないPTは現状滅ぶ要素のシュミレートしても現実味がないので含んでいません。 誰かから聞いた話とか、陰謀論とかは除外しているので、そういうのが見たい方はごめんなさい。 そもそも世間の関心がない職業整骨院界隈は、そもそも世間の関心がありま

誰でも書ける卑怯な記事を書いてみた

というわけで、別ジャンルのニュースを自分の界隈に置き換えて持論を展開するという、誰にでも簡単にいいことを書いてるっぽい感じにできる卑怯な記事を今日は書きます。 本日の卑怯記事のお題はこちら 引用しながら書いていきますね。 セラピスト界隈の煽りビジネスに似た構文を感じてしまうのは自分だけでしょうか? 似たようなものを当てはめてみましょう。 構文合わせでやや加工してます、念のため。 そして実は、この引用元の記事自体が、セラピスト界隈でよく使われる卑怯構文の一つです。

備忘録:かつて保険組合に償還払いを断られた話

療養費検討委員会のやり取りを見る限り、書式が出来てきた感じがするので今後はなくなりそうな事案ですが、かつて受領委任が悪いんだーと言っていた健康保険組合に償還払いを行ったら、なぜか断られたことがあります。 備忘録としておいておきます。 事件は藪からスティックに整骨院で健康保険は、本来皆様が一度全額負担をし、自分で保険組合に請求する「償還払い」がおおもとの制度設計になっています。 それに対し、患者さんの負担分を整骨院が立て替えて、代わりに組合に請求する制度を「受領委任払い」とい

セラピスト界に未来はあるのか?

2022年一発目の記事は、勝手に界隈のあれこれを主観でまとめてみました。 個人的には界隈は斜陽産業だと思ってますが、そうでないって人もたくさんいると思うので、色々な要素を並べて書いてみます。 なお、本記事はどちらかというとこたつブログよりです。 数年来のあれこれを随筆してるだけとも言います。 結論だけ先に書いておくあるっちゃある。 完 というわけで書いていく結論だけ先に書いたので、本文をすすめていきます。 データを適当に並べてみる 概ね斜陽産業の特徴って、 ・収入の減

セラピスト界隈の施術所と資格の縛りについてわかってる?

皆さんが届け出ている名称や業態によって、制限やらなんやらが付くことは、ご存じの方もそうでない方も、知っててリスクとっている方もいると思います。 本日はその整理と、全部載せの場合の提案などをしてみようと思います。 基礎のお話名称で出来るものを整理してみましょう。 先ず、国家資格者が開業できるもの、保険医療機関についてはこんな感じです。 業務範囲まで言及すると論点が分散しそうなので、ざっくりです。またの名をまんまです。 続いて民間療法をドン ちょっとリラクゼーションだ

界隈の整骨院健康保険議論は何を話してるのかな?

ポジトークのもとに良く使われるネタ、考察として置いておきます。 「腰(首でも肩でもよい)が痛いが原因は不明です、こういうのは健康保険適用になりますか?」 こんな質問があったら、皆さんはどう回答しますか? そういう考察です。 文面から保険適用になるか判別がつくか?まず論外レベルの回答として、 適用になる/ならない の回答をしてしまうというものがあります。 なぜなら、これはトラップで、 1,健康保険を使いたいと意思表示していない 2,実際にどんな症状かが現時点で

鍼灸師こそ、療養費について知っておいたほうがイイという事実について

「鍼灸師は自費で勝負!」 「保険ではうんたらかんたら」 「柔道整復師と違ってうんたらかんたら」 「自費専門です」 鍼灸師さん(以下敬称略)の療養費に対する言動って、おおむね上記のもの(誇張表現があるかもですが)が多い印象ですが、この言動をとっている人たちの中で、療養費についてしっかり理解したうえでこのセリフを言っている人がどれだけいるでしょうか? 知ってて言ってる分にはいいと思います。 しかし、知らない人が多いという偏見を私は持っています。 特に、柔道整復師を引

数字と実態から「不正請求」をちゃんと理解しよう

こちらの記事は、セラピストが知らないでいると危ない地雷について毎週更新しているこちらのマガジンの収録記事になります。 無料パートも設けてありますので、試し読みの上、どうぞ。 みんな大好き不正請求特に整骨院、柔道整復師に対しては、当の柔道整復師を含めて、とにかく不正請求している整骨院はうんぬんかんぬんって言う話って、定期的に聞いたりしますか?しませんか? とりあえず整骨院は不正請求をネタに悪口言っておけばオッケーって言う空気を感じながら柔道整復師をしています、こんにちは。