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通勤中に聴きたい日本語ラップ5選

どうもムカイです。

この記事は「勝手にプレイリスト」というマガジンの記念すべき1回目です。
果たしてこの「勝手にプレイリスト」がいつまで続くのか、本当にこの名前でいくのかもまだ決まっていませんが、とにかく書き始めております。

「勝手にプレイリスト」とは?

これは日本語ラップ大好きなムカイが、毎週好きな曲を好き勝手に紹介していくコーナーです。
最近フリースタイルブームなので(もう山は越えた?)
「音源も聴こうぜ」というスタンスで書いていきたいと思います。

というわけで、日本語ラップの良さが一人でも多くの人に伝わるように奮闘するのがこのマガジンの役目です。

お前誰やねん。〜ムカイという男〜

さて、このコーナーが何をしたいのかは分かりました。
次はこいつです。
そう、「お前誰やねん」

というわけでムカイの自己紹介をしていきたいと思います。

名前はムカイと言います。
生まれも育ちも大阪で、現在は神奈川在住の23歳です。

HIPHOPという音楽に出会ったのは9歳の頃です。
兄貴が聴いていた「KICK THE CAN CREW」のベストアルバムが僕の全ての始まりでした。
当時小学生だった僕は学習ノートにキックの歌詞を書いて必死に覚えていました。
(STEP IN THE DAYを書いたノートを授業中にコソコソ見ていたのは懐かしい思い出)

そこからFGクルーを始めさまざまなラッパーの曲を聴いてきました。
未だにKICKやKREVAが大好きで、RHYMESTERの渋さと阿呆さにどハマりです。

とは言え超マニアックなところまで攻めているわけではありません。
僕もまだまだヘッズの一員として色んな曲を知りたくてウズウズしていますので。

ということでヘッズ歴14年のムカイがこの「勝手にプレイリスト」をやっていきますよ。

第一回「通勤中に聴きたい日本語ラップ5選」

記念すべき第一回はこちら
通勤中に聴きたい日本語ラップ5選

一曲ずつ簡単なコメントとともに紹介していきます。
基本的にはみんなが聴きやすいようにYouTubeに乗っている曲を取り上げます。

1.ONCE AGAIN/RHYMESTER


まずはこいつだ!
日本語ラップ界の超王道。未だ走り続けるトップランナーのRHYMESTER

このONCE AGAINは一時活動休止後の復活の曲であり、まさに彼らの気持ちが強く表明されている曲でしょう。

風はまた吹く 気付かないならかざしな人差し指を。
陽はまた昇るゆっくりと
決して立てるな己にその中指を
風はまた吹く 気付かないならかざしな人差し指を
陽はまた昇るゆっくりと
その時立てろ親指を

HOOK(サビのことです)のメッセージ性が抜群に良いですよね。
個人的には日本語ラップはHOOKではなくバース(Aメロとか)中の方が良い言葉があって好きなのですが、この曲はHOOKがグッとくる珍しいパターンです。

まずはこの曲で今日一日の決意表明をしましょう。


2.アリとキリギリス/UL

(1:24からが今回の曲ですが最初も聴いてほしい…)

trailerですみません。
しかしこのうまさとキャッチーさが通勤にぴったりだと思ったので選びました。

ULとは伝説のHIPHOPグループ「KICK THE CAN CREW」のMCである「MCU」「LITTLE」の2人が組んだユニットです。
僕にとっては原点で頂点であるKICKから派生したUL。最高です。

HOOKでポップに「割とギリギリっす」というのが大好きですがここでは別のフレーズも紹介します。

ステージ上ではC調な2人も
すげー几帳面 慎重な暮らし
(LITTLE)

ラッパーという人前に立つ人種の裏側が伺える一文です。
しかしこの一文の凄いのはそこだけではなく、韻の部分です。
「ステージ上」と「すげー几(帳面)」だけでなく
「C調な2人」と「慎重な暮らし」
このリリックのほとんどが踏まれているのです。
LITTLEの凄さはこの韻の精度さなのでぜひとも他にもないか探しながら聴いてみてください。

さて、この曲で軽やかに「割とギリギリっす」と言いながら会社に向かいましょう。


3.Nobody Knows/KEN THE 390 feat.Lick-G


ガラッと曲調が変わりますがこちらも名曲。
曲名の通りですが、誰も知らない中でも1人戦うあなたを鼓舞してくれます。

結構好き嫌いが分かれるKENさん。
ただの早口だと言う人もいればそこが良いと言う人もいます。
僕は完全に後者で「それがKENさんの良さだろ」と怒りたくなります。
しかもKENさんは中身が濃厚すぎるのが最高なんです。

人のことは気にしないって言う奴ほど気にしているし
あーだこーだ言う奴ほどぞいつはビビってる
何言おうが良けりゃ残りダサきゃ消えるそれだけ
ちょっとばかし目立ち周りに褒められるのなら普通
あったこともないやつからディスられたら一流
常に一途ペンを握るこれがベストだ言い切る
曲げず折れず続ける まだ今はNobody Knows

絞りきれず2つ挙げました。
それぐらいこの曲のKENさんの内容は極濃です。

誰も見ていなくても1人立ち向かい続ける強さをこの曲から貰いましょう。


4.Go So Far/NORIKIYO

またさっきとは打って変わって明るい曲調になりました。
コンスタントに良曲を出しつづける天才NORIKIYO
その中でも1、2を競うぐらい大好きな曲です。

振り返らずに先を進んでいく心境を、地元に立ちながら歌うノスタルジックな局です。
NORIKIYOの曲は映像もカッコいいのでぜひPVでも楽しんでください。

今年よりでけーところでやりてえライブ
あのステージまであと何マイル
ギャラ レクサス新車で何台分?
よりきっとそこにはさファンがいる

リスナーがいてこそのアーティスト。
より大きなステージでたくさんのファンがいるのを想像するNORIKIYO
彼の貪欲な姿勢が、向上心を掻き立ててくれます。

さあ、自分のレペゼン(地元)を思いながら今日も戦う気持ちを高めましょう。
僕たちの背中にはたくさんの景色や人たちが掛かっています。


5.Under The Moon/KREVA


そして最後。僕たちは羽ばたく。
これこそ最強の仕事応援ソング
ではないでしょうか。

一見とても乗りにくいリズムですが、何度も聴いているうちに頭から離れなくなります。
そして口ずさみます。

必ずまた Under The Moon
だからその日が来るまで働く
やるからには仕方なく じゃなく
空高く羽ばたく イメージ

どうしても僕たちは慣れてしまうと手を抜いたりテキトーに済ましたりしがちになります。
さらには景気もイマイチでどんなに頑張っても報われないんじゃないかと思う日もあります。

ですが、そんな時にこの曲を聴くのです。
「やるからには仕方なくじゃなく 空高く羽ばたくイメージ」
なのです。

さあ、これを聞いてプロ意識もバッチリ装備出来ました。
これでもう今日の仕事に怖いもの無しです。
いってらっしゃい!

最後に。

第一回「通勤中に聴きたい日本語ラップ5選」いかがでしたでしょうか。
このプレイリストでぜひこれからの仕事に立ち向かってみてください。
本当はもっつ通勤中に聴きたい曲はたくさんあるので、また別の記事で紹介したいと思います!

こんな感じでこれからもムカイのおすすめ日本語ラップを紹介してきたいと思います。

それではまた会いましょう!

「通勤中に聴きたい日本語ラップ5選」
1.ONCE AGAIN/RHYMESTER
2.アリとキリギリス/UL
3.Nobody Knows/KEN THE 390 feat.Lick-G
4.Go So Far/NORIKIYO
5.Under The Moon/KREVA
「勝手にプレイリスト」
このマガジンは日本語ラップが大好きなムカイが、毎週好き勝手なコメントとともに曲を紹介していくコーナーです。

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