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社会人2年目は「プレイヤー×マネージャー」の成長期だ。

社会人2年目の皆さん、いかがお過ごしですか?

後輩が入ってきて、少しは先輩らしくなってきましたでしょうか?

特に大企業じゃない会社では人手も少ないので2年目社員が教育にあたる会社も多いでしょう。
僕の会社もまさしくその一つです。
日々指導したり一緒に仕事したりと楽しくしています。

でも、そこには不安ももちろんあります。

「自分なんかが教えられるのか」という不安

一番大きな不安はこの「自分が教える立場に立てるのか」ということです。
これは僕も毎日感じています。

おそらく多くの場合は大丈夫なのです。
僕たちは一年間並みに揉まれてきました。
大なり小なり、なんとか生きて乗りこなしてきたのです。

たとえ瀕死でも、ここまで生きていることが唯一の証拠なのです。
それを誇りに思って後輩にも指導していきましょう。


教えることで先輩も成長していると気付く。

後輩に指導するのは後輩のためだけではありません。
教えている先輩、つまり僕たちも成長するのです。

きちんと指導するためには分かりやすく言語化する必要があります。
そのプロセスで自分の仕事内容を整理することができますし、基本的なことを思い出すことができます。
一年間で慣れ親しんだやり方や用語が本当に正しいのか向かい合う機会が増えます。

そういったことを繰り返していくうちに僕たちは自分の仕事を復習することができるのです。
それは今の仕事のやり方を見つめ直す上でとても大事な機会となります。

言語化を通して整理する。
この力を身につけるのは大変ですが、ぜひ逃げずに向き合いたいですね。

口頭で伝えたくなることも言語化して文章にするのは良いトレーニングになると思います。
僕も改めて気を付けていきます。


経験値が低い敵を倒しても仕方ない。

2年目社員が1年目に指導する理由は自分の成長のためだけでありません。
もちろん後輩のためです。

1年目がやることは去年僕たちがやってきたことです。
というか今現在も行なっていることがほとんどです。
それを後輩にやってもらうときにこう思うことがあるでしょう。

「教える時間がないから自分がやった方が早い」
「自分もちょっと自信がないからもう少しはやりたい」

こんなことを考えてしまうときはぜひゲームに例えてみてください。

僕たちは1年間のプレイでレベル20ぐらいに来ました。
それに引き換え1年目の子たちはまだレベル2や3ぐらいです。

僕たちが後輩に頼むタスクというのはレベルが低いことがほとんどです。
(中には期待を込めて高レベルの依頼をしますが)

その時、「自分がやる方が早いから」と自分でやってしまうのは経験値の無駄なのです。
そのタスクをこなして入る経験値を最大化するためにはまだレベルの低い後輩に任せるのが一番なのです。

「自信がないしもうちょっとやりたい」というときも思い切って任せましょう。
その依頼をするときに落ち着いて考えることで自分も出来るようになることが多いでしょう。
なんなら後輩と一緒にやればいいのです。
先に例を見せる形でも、後輩の仕事を見守る形でもいいでしょう。

ともかくレベルの低いタスクはその経験値が最も役に立つ後輩にお願いしましょう。


自分の武器を見つけて磨き出す時期に来ている。

こうやって後輩に仕事を頼んで行くとあることに気づきます。

「あれ、俺の仕事ない?」

……大丈夫です。必ずあなたがやるべきことはあります。

これまで「取り組みたいけどタスクが多すぎて出来ていないこと」「もう少し時間をかけたいけど十分な時間を取れなかったこと」があると思います。

それに注力しましょう。

もしそういったことがない場合は新たなステージへ進むタイミングなのかもしれません。
ガンガン新しい仕事を取っていきましょう。

そうして自分の小さな荷物をどんどん後輩に託していくことで自分が最も注力することが見えてきます。
それこそが自分の「武器」になるのです。

1年目は全てに必死になので自分の武器なんて分かりません。
でも2年目になり少し落ち着いてきた頃から「武器」が見えてくる可能性は高いです。

一度見つけたらその武器をどんどん磨いていきましょう。
それが3年目以降、さらに上を目指すための取っ掛かりになります。


プレイヤー×マネジメントのどちらも育成できる最強の時期

ムカイは最近先輩から「マネジメントの面も強化していってくれ」と言われました。
自分にその素養があると思われていることは非常に嬉しいことです。

でもマネジメントなんて何をやればいいか分かりません。
部活の延長かなと思いながら日々接していますが、おそらくもっと深い部分から考える必要がありそうです。
何よりうちの会社はマネジメント力が低いと感じる場面が多いので、自分なりに磨いていく必要がありそうだと感じています。

上で述べたように、自分の武器を磨くのに最適なのがこの2年目以降です。
そこに加えてマネジメント力も高める必要があるので、これは大変なことです。

でも捉え方を変えると「プレイヤー力」と「マネジメント力」のどちらも鍛えられる貴重な時期です。
プレイヤーとしてもマネージャーとしても成長できるチャンスです。

これまでとは別のベクトルの力を使いながら、自分の可能性をさらに広げていきたいと思います。


より効率的に、周りを巻き込みながら最短で動けるように。

プレイヤー×マネージャーとして最大の武器は、自分の仕事をより進められるようになることだと思います。

一部を後輩に任せながら、自分はもっと重要な部分にフォーカスすることができます。
後輩に任せてその仕事を管理する「マネジメント力」と核にフォーカスして働く「プレイヤー力」
どちらも向上するという非常に望ましい状態と言えます。

もちろんどちらもうまく回せた場合の話です。
難しいと思いますが、「マネジメント1年生」の2年目社員だからこそ挑戦できることだと思います。

これに慣れてきたら後輩だけでなく先輩や多部署の人も動かせるようになります。
そうなれば仕事の幅も大きく広がっていきます。
周りをコントロールしながら(助けを借りながら)これまで出来なったことに挑戦できるようなるのはとてもやりがいがありそうですね。

こうして仕事のやりかたを変えることでよりスピード感のある働き方が出来るようになるでしょう。


でも本音は……

ここまで偉そうに語ってきましたが、もちろんムカイも出来ていない部分はたくさんあります。
ただ、同じ2年目社員に向けて呼びかけたかっただけなのです。

2年目は2年目で大変だけど頑張っていこうね、と。

上で書いたような動き方ができればきっと自分は大きく成長できます。

そうなれば…

早く帰れますよね。

そう、早く帰りたいじゃないですか。
いつまでも同じことやって仕事量だけ増えるのは腑に落ちませんので後輩に振っちゃいましょう。

そうすれば自分の仕事が減るので早く帰れる可能性が高まります。

偉そうに書いてますが、ムカイの一番の願いは「早く帰る」ことです。
これはもう、抗いようがない欲望なのです。笑

理由はなんであれ、みんながwin-winなら良いってことで。


これからも早く帰れるように工夫を重ねていきましょう。(ここが結論!)
ぜひあなたの究極のメソッドもぜひ教えてください。

それではまた!

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