DHEAで卵子の採卵数をあげる?

こんにちは。生理前でも生理中でも変わらず食欲が旺盛なんですけど、これってホルモン関係ないってことですかね?
ちょっとセーブしないと!と思いながら、昨日待ちに待ったホームベーカリーが届きました。
材料が届いたら、パン作りまくるぞー!

さて、今日は『DHEAの話』です。

この話の背景には、患者さんから飲んだ方がいいサプリメントとかありますか?と聞かれたことから、色んなサプリ(DHEA以外にも、コエンザイムQ10とかカルニチンとかアルギニンとかミトコンドリアとか)あるけど、じゃあどれを飲んだら良いのだろうか?と興味持って調べてみたことから。

DHEAとは?

DHEA(ディー・エイチ・イー・エー)とはデヒドロアンドステロンの略称で、副腎皮質や卵巣から出るホルモンの一つです。このDHEAは酵素によって男性ホルモン(テストステロン)に変換されたり、女性ホルモン(エストラジオール)に変換されたりするので、このホルモンはマザーホルモンと呼ばれ、それらの元となる重要なホルモンです。

卵胞が大きくなる過程では、最初に0→1に卵胞が成長するには男性ホルモンの力が必要になり、1→100は女性ホルモンの力が必要になります。

このDHEAは通常体内で作られますが、20歳をピークに年齢とともに減少し、40歳になる頃にはピーク時の約半分にまでなるとの特徴があります。

どんな人にお勧め?

主にAMHが低い人・採卵数が少ない人、卵胞の育ちが悪い人など効果的です。

特に採卵4〜5ヶ月前からDHEAのサプリメントを飲み、採卵に望んだら採卵数が有意にあがったとの報告もあります。また血中AMH数値も上がるとの報告もあります。

注意すること

今現在、日本では販売しておりません。その理由は、このサプリメントは危険な面もあるからです。

ホルモンを過剰に増やすということは、乳がんなどの性ホルモンにより増殖するガンのリスクを高めたり、PCOSの患者さんは症状を悪化させてしまう可能性もあります。

また、男性ホルモンを補充するという意味では、多毛・ニキビ・倦怠感などを引き起こす可能性もあります。

最近では病院でDHEAを取り扱っている病院もあり、また個人輸入も簡単で出来る時代なので、手に入れようと思ったら、手に入ります。

DHEAを自分であげるには?

DHEAを増やすのには軽い運動をするのが良いでしょう。運動というのは、ウォーキングとかではなく、下半身の筋肉を鍛えたりする筋トレがお勧めです。1日10分〜15分くらいの軽く負荷がかかるくらいが理想的です。


ぜひ、参考にしてみてください。

ではー。

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