良い精子を作ろう!(男性の方にもみて欲しい)

こんにちは。今日はお休みなので歯医者に行ってきました。
そしたらカウンセリング室に呼ばれて・・・入れ歯を入れることになりました(T . T)この歳で入れ歯って・・。
みなさん、歯は大事にしましょうね・・・( ´Д`)y━・~~

さて、今日はお休みの日なので、精子側から考えてより妊娠に近づいていこうという話です。

当然、妊娠が成立するというのは精子も元気でないといけないので、パートナーさんと一緒に妊活することが大切です。

子どもが宿るのが、女性のお腹なので不妊は女性の問題と思われがちですが・・・

いやいや、その考え、昭和ですよね。

不妊で悩んでいるカップルの約半数は男性側にも原因があると言われております。

パートナーさんと一緒に妊活に取り組んでいくことが、子どもが授かったその後の人生にも大きく影響してくるものなんです。

なので、今日はぜひ、不妊で悩まれているご夫婦、特に男性パートナーさんに読んでいただきたいです。

精子基準値の真実

一般的に知られている精子の基準値は下記のWHO基準の数値でしょう。

WHOの基準値
・精液量   1.5ml以上
・精子濃度  1500万/mL 以上
・総精子数  3900万/全精液量 以上
・運動率   40%以上
・前進運動率 32%以上
・正常形態率 4%以上

この数値以上であればOKと考えがちですが、この考えが実は間違っているのです。

実は、このWHO基準値とは最低限の数値で全体の下位5パーセントの値なんです。

では、平均値とはどれくらいでしょう?

・精液量   3.1ml
・精子濃度  1億500万/mL
・総精子数  3億1700万/全精液量
・運動率   67%
・正常形態率 9.8%

数値見てみてどうですか?結構基準値より低いでしょう?

そう。

平均値を見ると基準値と結構違いがあることに気づきますよね?

妊活している人にはぜひこの数値を知っていて欲しい。

そして、この数値より低い方は、生活習慣や環境の改善をしていただきたいです。

年齢の真実

もう一つ、世の中で多くの方が間違った考えをしていることが年齢に関してです。

男性は女性と違って精子は絶えす作られるから、男性は歳をとっても生殖能力は変わらない。

NO!!

年齢とともに男性も緩やかに機能が低下します。

精巣の大きさが少しずつ小さくなり、男性ホルモンを作る力も緩やかに弱くなります。

目安としては35歳です。(女性と同じですね 。)

35歳を過ぎたあたりから、男性もしっかり機能低下が始まっております。

尚且つ、男性は精子自身でDNAを修復する機能をそもそも持ち合わせておりませんので、万が一うまく受精できたとして、もし精子のDNAが損傷を受けたりしていれば、卵子の力に頼るしかないのです。その修復が出来なければ受精卵の成長は止まってしまうというわけです。

(いや、そもそも受精をするまでに辿り着かない精子が圧倒的に増えるので、辿り着いただけでも褒めてあげたいくらいですね。)

精子所見が悪くなる理由

精子の状態が悪くなる原因としては以下の通りです。

・精巣動脈瘤
・精路閉塞(精子の通り道がが閉塞する症状)
・低ゴナドトロピン性性腺機能低下症   など

上記の症状に該当する方は、早めに治療・もしくは手術をすることをお勧めします。

余談ですが、射精障害や勃起障害など、精子がいても膣内に射精が出来ない場合も妊娠は望めないので、早期にカウンセリングや専門医の指導を受けた方が良いでしょう。

また、医学的根拠はあまり高くはないが、やはり生活習慣や環境によっても精液所見は低下すると言われております。

・タバコを吸う
・太ってる
・サウナや長風呂が好き
・風通しの悪い下着や締め付けの強い下着をつける
・PCを膝の上で使う習慣がある
・自転車に乗る
・育毛剤を使っている    など

です。

精子の質をよくするには?

まず、精子を作るのに悪い生活習慣を改善しましょう。

・運動(有酸素運動)をする
・長距離のサイクリングやサウナ等の精巣を温める行動を辞める
・最低6時間の睡眠を確保する
・禁煙をする
・肥満を避ける(BMI25以下にする)
・長時間の座位・デスクワークは避け、適度に動く

そして食生活の改善です。

・トランス脂肪酸(マーガリン・ショートニング)を避ける
・加工肉(ハムやソーセージなど)を避ける
・ビタミンB・ビタミンC・ビタミンEを豊富な食物を摂取する
・亜鉛を積極的に摂取する
・カフェイン・アルコールは取り過ぎない
・魚介類・鶏肉・穀物・豆類・脱脂乳・果物と野菜は積極的にとる

高脂肪・赤肉または加工肉、精製した小麦などの穀類、お菓子と加糖飲料などの摂取割合が高い食事は精液初見と関係しているとのことです。

あとは、足りないものはサプリメントで補いましょう

・コエンザイムQ10
・カルニチン
・セレニウム
・ビタミンB12

上記は医学的にも精子の質を良くするとの報告があります。

結語

さて、ここまで読んでいかがでしたでしょうか?

今、あなたが出来ることがまだまだあると思いませんか?

ぜひ、今日から1つでもやれることから実践してください。

ちなみに、精子所見が変わるのは、今日から始めても約74日〜120日後になります。ローマは1日にしてならずです。

妊活だけのためではなく、あなたが将来が早期に病気になることなく元気に過ごせるきっかけだと思って、今の生活の見直しをしてみてください。


それでは。

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