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野口竜平 |noguchi tappei 《自己紹介》

1992年東京うまれ。武蔵野美術大学油絵学科版画専攻卒。パフォーマンスアートを学んだことと、早稲田大学探検部で活動したことが契機となり、"遭遇の方法"をつくるべく芸術と探検を照らし合わせる「芸術探検家」として活動するようになる。脱分節 ─ 社会システムにより環境に割り振られた意味や目的を通り抜ける行為、としての移動/制作と、そこに生じるつかのまの共異体 ─ バラバラなものたちがめいめいに存在する場、に着目し活動を展開。また、それらを再演/共有するための指示書のあり方を模索している。
主な活動に、ニューヨーク方面へヒッチハイク、太平洋とタイヤひっぱり、8人の蛸みこし、など。
近年参加したプロジェクトに、「Meet the Artists」(森美術館/東京2021)、「豊岡演劇祭」(竹野海水浴場/兵庫2022)、「おもしろい人に会いたい!」(アーツカウンシルしずおか/静岡2023)などがある。

▼活動経歴 / CV

展示中
・グループ展参加|ブルーニコ美術館|イタリア 10/13 –1/6
nothing is connected to everything, everything is connected to something

・グループ展参加|BUG|東京 11/28-1/14
バグスクール:うごかしてみる!

メディア掲載
コクヨ・ヨコク研究所と実施した、自律協働のためのエクササイズとしての〈蛸みこし〉についての記事が公開されました(2023.8.1)

・PENで、大分県別府市での滞在の様子をご紹介いただきました(2023.7.28)

美術手帖で、グランシップでの〈蛸みこし〉の様子を紹介していただきました(2023.3.31)

中島響さんによる、静岡での滞在制作のドキュメンタリー映像が公開されました(2023.3.28)

アーツカウンシルしずおかで、アートプロジェクトとしての〈蛸みこし〉について紹介していただきました(2023.2.28)

神戸新聞で、豊岡演劇祭での〈蛸みこし〉の様子が紹介されました (2022.9.23)

ARToVILLAでお祭りについての文章を寄稿をしました(2022.9.16)

奄美新聞で、タイヤひっぱりが紹介されました(2022.6.21)



ながしみ活動集


〈太平洋とタイヤひっぱり〉2019~

ロープつきタイヤをひっぱりあるく

・ヤポネシア(太平洋諸島としての日本列島)の視点から地図を眺める
・南の島々をタイヤひっぱりで一周してまわる
・天秤棒で日々摩耗するタイヤの質量をはかる

▼プロジェクト紹介 リンク



〈8人の蛸みこし〉2019~

蛸の脚にはその一本一本に独立した知性があるらしい

・〈蛸みこし〉を担ぐ
・脚としての私になる
・蛸としての私たちになる

▼プロジェクト紹介 リンク



〈ニューヨーク方面へヒッチハイク〉2015~

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茨城県の路上にて

・ダンボールにニューヨーク方面と書く
・道端に立ちそれを掲げる
・車が止まれば乗り込む
・降ろされた場所で再び掲げる
・それを繰り返す

いつもの世界は役割をかえ、1秒先が予測できない地上の漂流がはじまる




〈ひとりでは運べないリヤカー〉2016

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故郷である小平市の畑を潰してあっという間にできた建売住宅群を模した「モーメント小平号」のもと走る一行

・1人では動かせない大きくて重いリヤカーをつくる
・それを東京から香川まで歩いて運ぶ
・お金を持ち込んだ状態でこのリヤカーに触れてはいけない

サーカスと山車。まざり溶け合う生活、移動、表現の境界
漂泊芸能的な価値判断 ─ 交換経済のゆらぎ


〈謎のタイヤひっぱり男〉2015

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今日も現れた謎のタイヤひっぱり男

・18時-19時のあいだ、毎日同じ道でタイヤをひっぱりあるく人となる
・なるべく身分を明かさない
・1ヶ月間毎日つづける

後日、隣町の子どもを集め探偵団を組織。「アーケード街にいたらしいタイヤひっぱり男」の調査を依頼する。子どもたちは、商店街の聞き込みやタイヤの擦れた跡などを探しながら、謎のタイヤひっぱり男の生い立ちを想像する。



〈感謝タイヤまつり〉2015~

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主にお祭りやフェスなどの屋台として出店

・ロープ付きタイヤを10個ほどつくる
・ロープ付きタイヤを貸し出すブースをつくる
・通行人に「15分間ご自由にタイヤをおひっぱりいただけます」と声をかける
・通行人はタイヤをひっぱり周囲をあるく

提供-消費の関係性はかきまぜられ、奇妙なハレの場が発生する。


《よそものアート》2016

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よそものフェスタにて

横浜のドヤ街、寿町(その日暮らしの日雇い労働者や生活保護受給者が多く集まる)につくった10組の作家による10日間の合宿。去り際、渾然とした祭りをやった。取り残された経済成長システムの末端、もしくは社会福祉システムの前線におこる散漫なハレの場。野性味あふれる子供達や酔っ払いのおっさんと踊る。一体なにが誰にとっての「よそもの」だったのか。

上原彩、うらあやか、飯島剛哉、岡田直樹、皆藤将、このよのはる、サワノフロムヘル、鈴木健太、野口竜平、ひらのさりあ
熊谷薫(コーディネート)


《どこでもテーブル研究所》2018

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〈どこでもテーブル〉を囲う研究所のメンバー

・吉永ジェンダーの作品〈どこでもテーブル〉を持って街に出る
・公園、電車内、歩行者天国など好きな場所で立食パーティーを行う
・研究所に戻り、そこで起こったことを話し合う

共催・中央本線画廊(石山律)、 東京文化創造都市計画
〈どこでもテーブル〉は吉永ジェンダーより借用


〈間のテンパーチャー〉2018

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鉄工島フェスにて

行為する個の配置によってつくるランドスケープデザイン。流れ移ろう-場の様相を観察しながら。

岡田直樹、ひらのさりあ、米澤一平、遠藤純一郎、根本美咲、ひろぽん、高橋功亮、野口竜平


〈ピアノを落とす〉2014

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垂直の恐怖|武蔵野美術大学



〈壁をこわす〉2015

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スコップでなぐる 炸裂する石膏 静かに漂う石灰粉
テラトテラまつり2015



〈トキメキパンク〉2014

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杉野晋平、Nobutaka Shomura、田中義樹、野口竜平
武蔵野美術大学


〈はこ運び〉2018

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街でダンボールを集めて大きい箱にして運んで吊り上げる
Art Center Ongoing



〈パンケキ侍〉2012~

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侍の生き様をパンクなパンケーキに見立て
高速の魂を激しくぶつけあう烏合の衆






個展〈芸術探検ポイント1 箱!ホワイト〉
2018 / Art Center Ongoin

芸術探検家としての初の個展。
この時期体調悪く旅ができず。
広い世界に憧れる気持ちでつくったアイテムを道具箱の中に詰めて会場に持っていき、その内容物だけで展示を構成した。




個展〈芸術探検ポイント2 拉輪胎〉
2019 / 台北尖蚪

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タイヤひっぱり台湾一周についての展示。70日間に及ぶ漂泊の日々に生じた、環境への多中心的な態度と身体感覚への感動をもとに、自らを含めためいめいの動きを追い、記述するように制作した。



上演〈トキメキ運送〉2019~

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創業160年。運送会社。

〈社訓〉
一. 物を運んでいるのではない、事に運ばれているのだ
一. 漠々たる距離と時間を魅せるファッションリーダーであれ
一. ものはこびに宿るものがたりを照らすべし
一. 隔たりをそのまま愛す、バラバラなまま梱包する
一. 安いも早いも志さず
一. 未知と余白は動悸メキの糧である
一. 行き詰まったら屈伸運動

「安く、早く」に疲弊する運送屋でのバイト経験から着想。完全オーダーメイドの運送会社。
クライアントに、特別な贈り物にするための運び方を提案し、運送(上演)する。基本的には徒歩で運ぶ。

上演〈 movingscape 〉2019~

〈 乱立する筒 〉に入る観客と集合写真
テラトテラまつり2019(三鷹、東京)にて

・視点もちより地図をつくる
・地図を並べて宙返りする
・動きをみる-動きながらみる
・動きをみられる-動きながらみられる
・共異体/共移体をつくる
・解散

https://www.youtube.com/watch?v=FYB0dhgsrvg



上演〈都市あそび〉2019~

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都市空間にあそびをつくる
ふるまいのアナーキズム

・都市の広場をリサーチする
・その場に規定された”振る舞いのコード”と”それによって排除されているもの”を観察する
・そこにあそびをつくるための図系譜(戯曲)を制作する
・図系譜をもとに複数人でパフォーマンスを行う
・通行人や警察官をも巻き込んだ生の現象(ハプニング)を含め「上演」とする





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