noguchi tappei
野口竜平 |noguchi tappei 《自己紹介》
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野口竜平 |noguchi tappei 《自己紹介》

noguchi tappei


芸術探検家。1992年東京うまれ。大分県在住。武蔵野美術大学油絵学科版画専攻卒。在学中、早稲田大学探検部で活動していたこともあり、"遭遇の方法"をつくるべく芸術と探検を照らしあわせる「芸術探検家」という肩書きで活動するようになる。脱システム的実践としての探検行/逃避行に伴って生じる、つかのまの共異体(バラバラなものたちがめいめいに存在する場)に着目したプロジェクトを手がける。代表的な活動に、ニューヨーク方面へヒッチハイク、8人の蛸みこし、太平洋とタイヤひっぱり、など。

近年の発表に
-個展-
〈芸術探検point2-拉輪胎-〉台北尖蚪 寶藏巖國際藝術村 2019
〈芸術探検point1-箱!ホワイト-〉東京吉祥寺 Art Center Ongoing 2018
-グループ展-
〈TURNフェス6〉東京上野 東京都美術館 2021
〈TERATOTERAまつり〉東京三鷹 2019
-ワークショップ-
〈meet the artist〉東京六本木 森美術館 2021
〈クイズ!つつむんば〉気まぐれ八百屋だんだん TURN 2021
〈タイヤひっぱり合宿〉奈良宇陀 ロート製薬 ネクストコモンズラボ 2020
などがある。
今年は、豊岡演劇祭(兵庫竹野浜 9月)、東アジア文化都市交流(韓国慶州 11月)でワークショップ作品の制作発表を予定。


Art explorer who offers ways of coming across. He makes projects that focus on a temporary commons, or a moment when heterogeneous others co-exist, accompanied by exploration/ escape as de-systematism practice.  

撮影:Ralph Spieler

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ながしみ活動集

〈タイヤひっぱりのすすめ〉2022

・タイヤはバランスをとるための尻尾になる
・タイヤから伝う振動と、心身と呼応させてみる
・土地に癒着し、肉体から遅れる魂をみる
・浮遊する心身をつなぎ止めるタイヤをみる
・陽光やのぼり坂で体温をあげる
・木陰や雨風で体温をさげる
・タイヤの音から熱の移動をみる
・タイヤの輪っかをみる
・タイヤの屑で地上に描かれた移動の軌跡の輪っかをみる
・通り過ぎる異質な他者になる
・通り過ぎる異質な他者が起こす事態をみる
・通り過ぎる異質な他者に芽生える精神をみる
・お互いがいきる世界の距離を測る
・かわり移ろう自らの心身をみる
・以上すべてを忘れてあるく

タイヤひっぱりをはじめるあなたへ


〈タイヤひっぱり|台湾環島〉2019

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台湾でのお騒がせニュース

・廃タイヤを見つける
・ロープを括り付ける
・それを引きずりながら台湾を一周する
・出発時お金を持たない

無一文。タイヤひっぱりで台湾を一周する。1000㎞ 70日間の旅。



〈タイヤひっぱり|月光と琉球弧〉2021~

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種子島でひっぱられる月光タイヤ

・旧日本海軍の夜間戦闘機「月光」のタイヤを入手する
・ロープを括り付ける
・それをひっぱりながら、琉球弧の島々をあるく
・摩耗によるタイヤの質量変化の観測を行う

屋久島と種子島を一周あるく(2021)


〈タイヤひっぱり|海底タイヤとバブ捕り棒〉2022~

海底に眠るタイヤ

・海底のタイヤを陸にひっぱりあげる
・ロープを括り付ける
・それをひっぱって奄美大島を一周する
・バブ捕り棒は運動観測用の天秤棒も兼ねる

現在進行中(2022.6)


〈8人の蛸みこし|Play like an octpus〉
2019~

浜辺をあるく蛸としての8人(画像クリックで動画が見れます)

・〈蛸みこし〉を担ぐ
・脚としての私になる
・蛸としての私たちになる

蛸の脚にはその一本一本に独立した知性があるらしい




〈蛸みこし|早吸瀬戸の大蛸|大分県〉2021

大蛸伝説の海"早吸瀬戸"にて(大分.佐賀関)

・〈蛸みこし〉を担ぐ
・別府から佐賀関・早吸日女神社まで遠足をする
・神社にそれぞれが描いた蛸の絵を奉納する
・この遠足でのそれぞれの"できなかったこと(無念)"を独自の踊りにする
・それぞれの踊りが合わさって顕れる〈蛸みこし〉の踊りを、「早吸瀬戸の大蛸」の慰霊の舞とする

伝説の大蛸は大和王権に討伐されたこの地のまつろわぬ氏族だったのではないか、という問いのもと実施した遠足。
日本列島という私たちができなかったことは「みんなで息を合わせる」「バラバラなまま一緒にいる」の、どちらだったのか。




〈蛸みこし|火星の人へ|福岡県〉2022

紺屋2023の屋上「UFO PARKING」にて(福岡.天神)

・〈蛸みこし〉を担ぐ
・街の音や吹く風にあわせて静かに身体をゆらす
・〈蛸みこし〉を伝い身体に流れ込んでくるそれぞれのリズムを感じる
・夜空を見上げる

沿海アートの会での企画。蛸と火星人、海と宇宙。
計り知れない他者や異界に目を向け、向こう側へ手を振るような時間となった。


〈ニューヨーク方面へヒッチハイク〉2015~

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茨城県の路上にて

・ダンボールにニューヨーク方面と書く
・道端に立ちそれを掲げる
・車が止まれば乗り込む
・降ろされた場所で再び掲げる
・可能な限りそれを繰り返す

いつもの世界は役割をかえ、1秒先が予測できない地上の漂流がはじまる




〈ひとりでは運べないリヤカー〉2016

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故郷である小平市の畑を潰してあっという間にできた建売住宅群を模した「モーメント小平号」のもと走る一行

・1人では動かせない大きくて重いリヤカーをつくる
・それを東京から香川まで歩いて運ぶ
・お金を持ち込んだ状態でこのリヤカーに触れてはいけない

サーカスと山車。まざりあう生活、移動、表現。
漂泊芸能者の価値判断と交換経済のゆらぎ。


〈謎のタイヤひっぱり男〉2015

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今日も現れた謎のタイヤひっぱり男

・18時-19時のあいだ、毎日同じ道でタイヤをひっぱりあるく人となる
・なるべく身分を明かさない
・1ヶ月間毎日つづける

後日、隣町の子どもを集め探偵団を組織。「アーケード街にいたらしいタイヤひっぱり男」の調査を依頼する。子どもたちは、商店街の聞き込みやタイヤの擦れた跡などを探しながら、謎のタイヤひっぱり男の生い立ちを想像する。


〈感謝タイヤまつり〉2015~

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主にお祭りやフェスなどの屋台として出店

・ロープ付きタイヤを10個ほどつくる
・ロープ付きタイヤを貸し出すブースをつくる
・通行人に「15分間ご自由にタイヤをおひっぱりいただけます」と声をかける
・通行人はタイヤをひっぱり周囲をあるく

提供-消費の関係性はかきまぜられ、奇妙なハレの場が発生する。


《よそものアート》2016

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よそものフェスタにて

横浜のドヤ街、寿町(その日暮らしの日雇い労働者や生活保護受給者が多く集まる)につくった10組の作家による10日間の合宿。去り際、渾然とした祭りをやった。取り残された経済成長システムの末端、もしくは社会福祉システムの前線におこる散漫なハレの場。野性味あふれる子供達や酔っ払いのおっさんと踊る。一体なにが誰にとっての「よそもの」だったのか。

上原彩、うらあやか、飯島剛哉、岡田直樹、皆藤将、このよのはる、サワノフロムヘル、鈴木健太、野口竜平、ひらのさりあ
熊谷薫(コーディネート)


《どこでもテーブル研究所》2018

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〈どこでもテーブル〉を囲う研究所のメンバー

・吉永ジェンダーの作品〈どこでもテーブル〉を持って街に出る
・公園、電車内、歩行者天国など好きな場所で立食パーティーを行う
・研究所に戻り、そこで起こったことを話し合う

共催・中央本線画廊(石山律)、 東京文化創造都市計画
〈どこでもテーブル〉は吉永ジェンダーより借用


〈間のテンパーチャー〉2018

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鉄工島フェスにて

行為する個の配置によってつくるランドスケープデザイン。流れ移ろう-場の様相を観察しながら。

岡田直樹、ひらのさりあ、米澤一平、遠藤純一郎、根本美咲、ひろぽん、高橋功亮、野口竜平


〈ピアノを落とす〉2014

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垂直の恐怖|武蔵野美術大学



〈壁をこわす〉2015

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スコップでなぐる 炸裂する石膏 静かに漂う石灰粉
テラトテラまつり2015



〈トキメキパンク〉2014

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杉野晋平、Nobutaka Shomura、田中義樹、野口竜平 
武蔵野美術大学


〈はこ運び〉2018

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街でダンボールを集めて大きい箱にして運んで吊り上げる
Art Center Ongoing



〈パンケキ侍〉2012~

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侍の生き様をパンクなパンケーキに見立て
高速の魂を激しくぶつけあう烏合の衆






個展〈芸術探検ポイント1 箱!ホワイト〉
2018 / Art Center Ongoin

芸術探検家としての初の個展。
この時期体調悪く旅ができず。
広い世界に憧れる気持ちでつくったアイテムを道具箱の中に詰めて会場に持っていき、その内容物だけで展示を構成した。




個展〈芸術探検ポイント2 拉輪胎〉
2019 / 台北尖蚪

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70日間におよぶ、タイヤひっぱり台湾一周についての展示。漂泊の日々に生じた、多視点・多中心的な精神状態と、流れ移ろうものたちの存在感を確かめるように制作、展示した。



上演〈トキメキ運送〉2019~

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創業160年。運送会社。

〈社訓〉
一. 物を運んでいるのではない、事に運ばれているのだ
一. 漠々たる距離と時間を魅せるファッションリーダーであれ
一. ものはこびに宿るものがたりを照らすべし
一. 隔たりをそのまま愛す、バラバラなまま梱包する
一. 安いも早いも志さず
一. 未知と余白は動悸メキの糧である
一. 行き詰まったら屈伸運動

「安く、早く」に疲弊する運送屋でのバイト経験から着想。完全オーダーメイドの運送会社。
クライアントに、特別な贈り物にするための運び方を提案し、運送(上演)する。基本的には徒歩で運ぶ。


上演〈 movingscape 〉2019~

〈 乱立する筒 〉に入る観客と集合写真
テラトテラまつり2019(三鷹、東京)にて

・視点もちより地図をつくる
・地図を並べて宙返りする
・動きをみる-動きながらみる
・動きをみられる-動きながらみられる
・共異体/共移体になりはじめる
・解散する

それぞれの価値観が共存しながら、宙に浮きあがるような



上演〈都市あそび〉2019~

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都市空間にあそびをつくる
ふるまいのアナーキズム

・都市の広場をリサーチする
・その場に規定された”振る舞いのコード”と”それによって排除されているもの”を観察する
・そこにあそびをつくるための図系譜(戯曲)を制作する
・図系譜をもとに複数人でパフォーマンスを行う
・通行人や警察官をも巻き込んだ生の現象(ハプニング)を含め「上演」とする





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1992年うまれ。「遭遇の方法」について旅をしたり、制作をしたりしながら考えています。大分県別府市で長い竹を釜で煮る仕事もしています。