見出し画像

偽霊能者に注意❗

巷では、法外な施術料を払わせ、依頼者の弱味に付け込んで更に恐怖心を煽ったり、あり得ない値段で物品を買わせたりして、最終的には経済的に破綻させてしまうような悪徳霊感商法がまかり通っている。

実際には霊能力など無い偽りの霊能者がいたり、少しの力しかないにも関わらず、自分が神と同等などと依頼者に信じさせて、法外な施術料を詐取する手口で、被害者は年を追うごとに増えているのが現状である。

被害者は経済的にも精神的にも破綻を来し、遂には自殺したり、精神を病んでしまったりと言う事例が枚挙に暇がない。

この偽霊能者産業の被害額は、想像を絶するもので、既に1兆円を超えて居るとの試算がはじき出されている。

実際に私の知り合いが依頼した霊能者は、テレビなどのメディア等に出演していて、知らない人が居ないような人だった。そして施術してもらったが、全く改善の兆しがなく、最終的には他の霊能者の元へ行くように促されたと言う。その時に払った施術料は50万円。しかし、そのお金は返して貰えなかったと言う。

更に別の知り合いの場合は、甥が1歳か2歳で、心臓の病気で余命幾ばくも無いと診断を下された。

風呂場で撮った写真に、この世の物ではない何かが写り込んでいて、テレビで有名なある姉妹霊能者の門を叩いた。

しかし、話を聞いてくれないばかりか、テレビ放映でなければ施術しない、と吐き捨てるように言われたのだそうだ。

本来、看板を出しているのなら、困っている人に寄り添うのが霊能者としての責務だと思う。

霊能者として開業していなかったり、それを生業としていないのならまだしも、看板を上げて、生業として営んでいたり、メディアで出演料を得ているのなら、上記のような事があってはならないのではないか。

施術をする際に、施術料を授受するかしないかは問題ではないと思う。

また、その金額が法外な物ではないのなら、ある程度の高い安いは仕方がないとも思う。

また、気持ちだけ頂くと言う方もおられるだろう。

問題は、偽物か本物か。そして施術料が常識の範囲かどうかである。

施術側が、その能力に偽りのないものであるならば、それに見合った報酬を受けるのは当然のことである。

このような被害者が今後出ない世の中になって欲しい、と思う今日この頃である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?