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【ちい起業】なんか起業しちゃったってコト? ー無人販売リサイクルショップ編ー #16

こんにちは福岡 西新で無人販売リサイクルショップを経営している「大人は判ってくれない」のオトナテンチョウこと「オトテン」です。このリサイクルショップの所在は福岡にありますが管理、経営は東京にて遠隔操作でやっております。


このnoteでは後々別のコラムとしてITシステムを駆使し遠隔でも無人で店舗展開できるシステムを紹介していきたいと思ってます。


●システムエンジニア キリンくんとの有意義な会話 その3


「オトちゃんの言ってることはとても興味深いけど詰めが甘い。その点詰めを細かく細分化して僕がシステムを作り上げてあげる」


キリンくんはそう言って後日自分がやるべきことをリスト的なことに仕上げて持ってきました。
以下キリンくんの考えてきたリサイクルショップ
【大人は判ってくれない】
システムプロジェクトリストです! (なんかかっこヨ!)

キリンくんシステムリスト


●防犯カメラ
●在庫管理システム
●無人
●BGM遠隔操作システム
●プリンター制御システム
●バーコードあるいはQRコードキーの作成

ひとつひとつを丁寧にキリンくんに説明してもらいました。

● 防犯カメラ遠隔操作機能として、スマートフォンアプリあるいはPCでユーザーが外出先からカメラを操作できるようにする。例えば、オトテンが旅行中でも、スマートフォンで自宅の防犯カメラを確認し、必要ならば警察に通報することができる。

●無人レジシステムとして、バーコードあるいはQRコードで顧客の買い物を自動的にスキャン・決済するシステムを開発する。これにより、長い待ち無人販売でのレジで決済することができる。

●人感センサー付き照明システムとして、照明が自動的に明るさを調整するシステムを開発する。人が部屋にいる場合は明るく、いない場合は節電モードに切り替えることで、省エネに貢献する。

●BGM遠隔操作システムとして、オフィスや店舗のBGMをリモートで操作できるシステムを開発する。お客さんの好みに合わせた音楽を再生することで、快適な空間を提供する。BGMに関しては著作権などの問題もあるのでそこは慎重に進め主に環境音楽とか無料素材を使ったものにする。

●プリンター制御システムとして、プリンターを管理するシステムを開発する。スマートフォンやパソコンからプリンターにアクセスし、値段が提示されるバーコードあるいはQRを印刷することができる。

●バーコードあるいはQRコードキーの作成として、カードやスマートフォン上にバーコードやQRコードを作成し、そのコードを使ってドアの施錠を解除するシステムを開発する。キーの紛失やコピーを防ぎ、セキュリティを強化する。

「ざっとこんな感じ」

キリンくんはそう言ってニコリと笑いました。
「すごー」
すごー、とは言ったもののすごいことばかりできっとこれは莫大な予算がかかるに違いない。という予想がオトテンの脳裏をよぎりましたがそんなオトテンのせこい心境を察したのかキリンくんはこう言いました。

「大丈夫、オトちゃんがビンボー女子だってことは僕判ってるから。
 なので、ちょっとざっくりだけど大体の見積りの合計15万から20万くらいって考えてるんだ。どうだろ? 
もしかしたらそれよりもっと安くできるかも」

「そんなに安くできるの?」

「うんだって、オトちゃん、お金ないじゃん」
「うんっ」
オトテンは情けないことに秒で返事をしてしまうのでした。
「んじゃ、そこは任せて。あとね。もうひとつ気になることが」
「???」
「オトちゃん、内装ってどうするの」
「内装? あんまり考えてない」
「考えないの?」
「あんまり考えたことない」
「店舗って内装大事だよ?」
確かにキリンくんの言う通りです。でも内装か・・・そんなに複雑には考えてなかったのが事実。買いやすいように什器を置いて、動線を上手く設定すればいいやぐらいに考えていました。
「IKEAとかで安い什器買ってきてドカンドカンと置いて後はもの並べればいいかなあ・・・なあんてそれぐらいしか考えてた」
というかそうれぐらいしか考えてなかった。
・・・・とオトテンがそう言うと
「はあ・・・」とキリンくんはため息をつき
「最低でも効率的なレジの位置とか、防犯カメラの位置とか考えないとならないと思うよ」と、キリンくん少々呆れ顔・・・・
「ガッツリ内装入れちゃうとお金かかるなあ」とオトテンがそういうと
キリンくんはまたもやニヤリといたずらげに笑うのでした。
「僕システムエンジニアだけどDIYもやるんだ」
「でーあいわい?」

「うん、DI Y」
「・・・・?」
「つまりね。内装も僕がやってあげるってコト」
「え!? 内装も??」

オトテンは大きな声を上げざるを得ませんでした。

(続く・・・・)


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