【観劇_0001】7/19_松尾スズキプロデュース 東京成人演劇部 vol.1『命、ギガ長ス』

先週末、突然舞台を観にいったこと、せっかくなのでメモ残しておきます。

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松尾スズキプロデュース 東京成人演劇部 vol.1『命、ギガ長ス』
＠下北沢_スズナリ

命ギガ長ス｜松尾スズキプロデュース 東京成人演劇部 vol.1

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松尾スズキさんは言わずと知れた？知る人ぞ知る？劇団「大人計画」の主宰の方です。
その松尾スズキさん、この30年、大人計画を大きくするというビジネス的なプレッシャーの中やってきて、そういえば、学生演劇をやってた頃が一番楽しかったなーということで立ち上げたのが、この「演劇部」。

テーマは8050。認知症の母とアル中のニート息子の話で、根深い社会問題なんですけど、演劇部立ち上げの理念通り、とにかくしょーもない、下ネタあり、小ネタ満載のバカバカしいことが目一杯詰め込まれていて、（最大の賛辞）

尊敬するCM監督も、生涯最高演劇！と大絶賛だったのですが、ホントに素晴らしい舞台でした。

最近素晴らしいと思う作品のひとつに『いだてん』があるのですが、脚本は大人計画所属の宮藤官九郎さん。
こちらもオリンピックの感動ストーリーをベースに、笑える小ネタ満載で大好きです。
そんなに多く観ているわけではないのですが、大人計画カラーの作品は好きなものが多いです。

隠れたテーマを深く深く考えて探しにいくものや、とにかく感動して涙が止まらないものより、
テーマについて、心の中で真面目にずーっと考えながら、シーン毎に笑っている。そしてなんで笑ったんだろう？というのをもう一度心に返して、テーマとのギャップを考える、そんな鑑賞体験ができる作品が大好きです。