【TOP日記〈15〉】コンビニを潰してできた貴金属買取店は何よりも僕らの不満を買い漁った


無意識です。


今週はてんやわんやしているので

この記事はめっちゃ早く書き上げてます。


てんやわんやといえば、

以前「十夜一夜」というお店があったことを思い出します。

読み方は「てんやわんや」。

なるほどうまい。


しかし一度も行くことがないまま閉店。

しばらく経つと

びっくりドンキーになってました。

どのみち騒がしい店名だなぁと思いました。


それでは、本編。





北海の孤島にて水の精霊ウンディーネ、
精霊の洞窟にて地の精霊ノームとの契約に成功。
四大精霊を揃え、モーリア坑道の踏破に再度挑む。




モーリア坑道までの道を引き返す道すがら、

廃墟のままのハーメンツにてふと立ち止まるアーチェ。


「アーチェ?」

「おい、どうしたんだ?

 我々には時間がないんだぞ?」

「クラースさん…」

「あ…」

「リア…

 ねぇ、みんな…、ちょっとだけ時間いいかな?」


もちろんそれを止めるほど野暮な連中ではありませんとも。

ちょっとだけ時間をかけて、

アーチェはその手で、立派なリアのお墓を拵えたのでした。


「リア、遅くなってゴメンね」

「アーチェさん…」

「じゃあ…、いこっ!」

「…ああ!」


言ってしまえばこの町には

精霊の洞窟に向かうときにも通過してました。


心残りがあったのでしょう。

しばらく戻れないと思ったのでしょう。

今しかないと思ったのでしょう。

大切な大切な寄り道の一コマでした。




また戻ってきました、

何度目かのモーリア坑道。


本当は全部準備を整えた状態で

一度に踏破してしまうという方法もあるそうですが、

ほら、プレイ日記だし。旅の情緒ってもんが、ねぇ?


とか言って知った道だからと油断していたら

雑魚敵の石化光線をモロに食らい全滅…。


セーブ地点は精霊の洞窟。

厄介イベントも

さっきの感動イベントもやり直し。

石化光線許すまじ。




そんなこんなで最奥への再訪。

「ここは…」

「もしかして、ここで精霊を召喚するのか?」

「きっとそうですよ

 部屋も四つあります」

「よし、君達はここで待っていてくれ」


さて、ここで重要になるのは

以前アーチェが読み上げた石盤の文字。

『死を暗示する方位には破壊を司る者を招くがよい
 生命の息吹を感じたならそこは誕生を司る者の場所である
 逝く者に涙する乙女は死を左手に感ずる場所に招かれよ
 風は乙女と向かい時の流れのように等しくみなに吹き抜ける』

これに則って精霊を召喚し配置します。


なんとなくアレとコレが向い合せなんかなぁ、

ぐらいのことは想像がつくのですが

決定的なとっかかりがありません。


この謎の重大なヒントをくれるのはなんと、

アルヴァニスタの道具屋の前に佇むおじいさん。

地味。気づくかよそんなの。


というのは死を暗示する縁起の悪い方向じゃ

 覚えといた方がええじゃ」

と虚ろな瞳で語り掛けます。

いや見ず知らずの徘徊老人にこんなこと言われても

まともに取り合わない方がいいと思うけどね僕は。


とはいえ他に手がかりもないので

渋々鵜呑みにしましょうね。




それでは推理を始めましょう。

まず、死を暗示するらしい

『死を暗示する方位には破壊を司る者を招くがよい』

地水火風のうち、“破壊を司る”のは

おそらくもっとも好戦的であったイフリートでしょう。



2行目は一旦飛ばして、3行目へ。

『逝く者に涙する乙女は死を左手に感ずる場所に招かれよ』

死を左手、つまり北よりも右側に位置するところ。

北を12時とすると3時の方向にあるのは

乙女の姿だったのは水か風なんですが

4行目が風っぽいのでおそらくこちらはウンディーネ



『風は乙女と向かい時の流れのように等しくみなに吹き抜ける』

風が水の乙女と向い合せ、ということは

シルフを配置するのは西ですね。



『生命の息吹を感じたならそこは誕生を司る者の場所である』

最後に、後回しにした2行目ですが

これはもはや消去法でも埋まりますね。

“生命の息吹”はおそらく死の方角の反対。

誕生を司るのは豊穣の大地を連想させるノーム




よって私の推理は…

 北:火の精霊イフリート
 東:水の精霊ウンディーネ
 西:風の精霊シルフ
 南:地の精霊ノーム

これでどうだ!!



……



…………



なにも起こりません。

はずれですね。



ここで気付いたのですが、

召喚された精霊たち、

全員が手前側、つまり南を向いています。



……



ひょっとして、

南を向いているのなら

“死を左手に感ずる場所”は東ではなく西…??




訂正します。

 北:火の精霊イフリート
 東:風の精霊シルフ
 西:水の精霊ウンディーネ
 南:地の精霊ノーム

これでよし。




『誰じゃ?わしを呼び出すのは!?』

「な、何だ?誰の声だ!?」

『石盤の元へ来るがよい…』


脳内へ直接語り掛ける謎の声。

とりあえず石盤のあった部屋へ向かうと、

お初にお目にかかる老人のような姿。


「あれが、もしかしてマクスウェルなのか?」

「あなたが、四大精霊を統率するマクスウェル…」

「いかにも…

 ぬしらか?わしを呼んだのは?」

「その通り」

「して、何用じゃ?」

「私はルナと契約するための指輪を探している」


ここで勘違いに気付いたのです私。

以前ここで拾ったターコイズの指輪

あれが目的の品じゃなかったんですね…。

どうりで奥に進むことにこだわってたわけだ。


「奥に続く扉を開けていただきたい」

「なるほどのぅ…

 奥は宝物庫じゃ…

 ぬしが探している物もあるかもしれぬ

 じゃが、その前に己の強さを示せぃ!」


戦闘開始。

イフリートに限らず精霊みんな好戦的かもしれない。



マクスウェルは四大精霊を統べる者。

戦闘中、自身の属性をコロコロと切り替えます。

例えば火属性になると、こちらの火属性攻撃が吸収され、

マクスウェルのHPを回復してしまうハメに!

普段は頼りになるアーチェの特大魔法も、

タイミングを間違えれば大ピンチ、というわけ。


おまけに判定の大きい突進攻撃を主に動き回っているので

物理攻撃する隙も少ない。


持久戦に持ち込まれなかなかの苦戦をするも

どうにか勝利。



「ぐうぅぅぅ…

 さ、さすがに、言うだけはあるのぅ…」

「さあ、マクスウェルよ!奥の扉を開けていただきたい」

「よ、よかろう

 ほっほっほ…。お前達、気に入ったぞ

 わしも、お前たちの力になってやってもよいがのう…」

「…!?」

「何を驚いとるんじゃ?

 精霊の契約を結ぼうと言っておるんじゃよ」

「す、すごい!

 四大精霊を統率しているマクスウェルと契約できるとは!」

「ありがとう、おじいちゃん♡」

「(お、おじいちゃん…)

 うぉっほん!

 で、では、ターコイズの指輪を前に…」

「我、今、分子の精に願い奉る

 指輪の盟約のもと、我に精霊を従わせたまえ…

 我が名はクラース…」



よくよく考えてみると、

自分がいる部屋の手前に

わざわざ自分との契約に必要な指輪を置き、

人が来れば戦い、

負ければ力を認め契約をさせたがる…。


もしかしてだけど、

もしかしてだけど、

友達欲しくてハナから契約されたがってたんじゃないの?

そういうことだろ? ジャン




投げ飛ばした帽子を拾っていると

王子救出の際に手に入れた槍が突然に光りだしました。


「ぐ、グーングニルが…」

「ほっほっほ

 その槍の真の力はそんなものではない

 わしは、ほんの少し引き出しただけじゃよ」


実はこの武器、結構ストーリー上でも活躍します。

現段階で一番強かった武器ですし

マクスウェルの手で更に強くしてもらえました。

大事に使っておいて損はないのです。やったね。




さて扉も開いたので

今度こそルナ用の契約の指輪を探しましょう。


「宝がいっぱい♡

 すっごいじゃん!」

「あった!」

「本当か!?

 ……これはごく普通の装飾品だな

 契約の指輪じゃなさそうだ」

「指輪めっけ!」

「ここにもありました」

「でもこれ…壊れてる…」

「他の物はどうだ?」

「指輪らしい物は他にはないようです」

「……」

「どうすんの?」

「私の力では…

 アルヴァニスタに戻ったほうがいいかもしれんな…」


壊れた指輪二つとただの指輪、

その他もろもろの宝をかっさらい

いろんな意味で重い足取りの一行は

アルヴァニスタに引き返すのでした。



_______



ついでになんかスゴめな精霊、

マクスウェルとも契約しちゃいました。


このマクスウェルという存在、

時を経てテイルズオブエクシリア(TOX)という作品にて

主人公にまで昇りつめます。


明確なつながりはありませんが、

ほんのりTOPの設定も踏襲しているTOX。


実は、TOPなりきりダンジョンXという作品内で

TOXのめっちゃ粋な伏線が張られています。

有名な話ではありますが

気になった方は調べてみてください。



それでは、また。

家族でよく行ったつぼ八が

よくわからないレストランになってしまった

無意識でした。


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