【TOP日記〈33〉】OVER THE TROUBLE 死んでも俺の腹を空かすな


無意識です。


極度の金欠です。


支払うべきお金があっちにもこっちにも。


そして得るお金は雀の涙。



しかし私だって誇り高きデブの道を往く者。

食事だけは我慢したくない。


かといって手間のかかる自炊もしたくはない。


どうにかして安くて簡単で美味い料理を模索中です。

今のところ満足度・成功率が高いのはナポリタン。

具はなし。ほぼケチャップだけ。限界。




ああ…。




こんな経済状況でゲームなんて買うべきではない。





それでは、本編。











暗闇の鉱山跡にダオスの城を見つける。
道中、敵の必死の抵抗によりロディを時空の彼方に飛ばされるも
どうにか玉座までこぎ着けた一行。


最後の扉を開いて
最後の階段を上がって
最後の敵と相まみえる。


玉座の間は壁も床も
全てガラス張りのように見晴らしがよくなっていますが
眼下には青い惑星が見えます。


そもそも高い位置に浮かんでいたダオス城を
ひたすらに上へ上へと昇ってきましたが
いつのまにか宇宙空間に…?


「ダオス!!
 今度こそ、本当に決着をつけてやる!!」

「ふふふ…
 ここまで来るとは、たいしたものだな
 貴様らの暴挙に敬意を表して、
 伝説の勇者とでも呼ばせてもらおうか」

「ふざけるな!!
 お前が今までやってきたことを後悔させてやるぜ!!」

「待って下さい!」


頭に血が上り切ったチェスターを制し、
ミントが一歩、ダオスに歩み寄ります。


「ミント、近づくな!!」

「何だ?
 この期におよんで命乞いか?」

「あなたに、聞きたいことがあります
 前にあなたは、私達とは戦う理由がないと言いました…
 なぜ、ですか?」

「お前達が、魔科学に関わる者ではないからだ」

「なぜ、魔科学はいけないのですか?」

「魔科学はマナの力を
 ことごとく使い果たしてしまうからだ!!
 私は、魔科学を使う人間を抹殺しなければならない!」

「なぜ、そうまでして魔科学を否定する?
 たしかに魔科学の力はすさまじいものだ…
 だが、人間も愚かではない!
 もう、世界樹が枯れるようなことはしない!」

「本当にそう思うのか?
 私がミッドガルズを滅ぼさねば
 今のユグドラシルはなかったのだぞ」

「そうまでして、なぜユグドラシルを守る!?
 お前の望みは何なんだ?」

「私にはマナが必要なのだ
 だが、その理由を貴様らに話したところで理解できまい」

「わかりたくもねえ!
 いまさら、言い訳なんか聞かねえぜ!」

「ははははは!
 なぜ私が、弁解せねばならぬのだ?」

「なにぃ!!」

「貴様らこそ、私に対する非礼をわびよ!」

「ふざけやがって…」

「たとえ…どんな理由があっても…
 人間を虫けらみたいに殺すお前は、
 絶対に許せない!!」

「何とでも言うがいい!!
 私の邪魔をするというのであれば、滅するのみ!」

「行くぞ!!」



いよいよダオス戦。


初級魔法を連発するテトラスペル、
戦場いっぱいに放たれるダオスレーダーといった
多彩な攻撃手段によって後衛もろとも消し飛ばされます。

クレスだけが防御していても後衛がやられるだけなので
できるだけ食らいついて止められる行動は止めていきましょう。


また、育っているようなら
術者2名よりはチェスターを入れた方がよさげ。
足止めには術より技の方が適していますからね。
”物理が効かない”なんて設定は無視していいです。




「や、やったのか?」

「いや、まだだ!」

「ふ、ふはははは…
 下等な生命体がここまでやるとは思わなんだぞ
 我も全身全霊を賭して、戦おうではないか!!」

「て、手加減していたっていうのか!?」

「我が力をさえぎる邪魔な障壁は消させてもらおう」


ダオスが両手を振り上げると
透明だった壁も床も、柱も、退路も、
すべて消え去ってしまいます。


「ああっ」

「ゆ、床が!?」

「ふっ…はっはっは
 私の邪魔はさせぬ!!
 私を待ち望んでいる民のためにも…
 絶対に邪魔はさせぬぞぉ!!
 我が星、母なる星デリス・カーラーンよ!
 我の力を解放したまえ!!」


ダオスを禍々しいマナが包み込むと、
巨大な異形へと姿を変えます。
その名もフェザーダオス。

ということで二度目の戦闘。



こいつがまぁめちゃくちゃ厄介。
弾幕ゲーといわんばかりの雨あられ。
ミントを守るためにはクレスたちが盾になるしかないが
ずっとガードし続けることもできずにあっという間にズタボロ。
攻撃してる暇なんてないのに
敵の体力はさっきより多くなっています。
どうしろと。


巨大になったから攻撃を当てやすくはあるんですが、
今までのように押し込む攻撃を当てようと思うと
クレスだけが前進して敵を通過してしまうので注意。
次元斬のような上下に動く技がオススメ。


ある程度HPを削ると
ちゃんと怯むようになってくれるので
あとは一気に畳みかけるだけ。

使えるようなら秘奥義なども
バンバン惜しみなく使って
ガリガリ削っていきましょう。


ちなみに私は5度ほど全滅したので
難易度を下げざるをえませんでした。

全滅すると1戦目からやり直しなので
ただひたすらに心がやられます。




撃破すると元の姿に戻り膝をつくダオス。

「ど、どうだっ!」

「う、うう…
 だめだ!
 あきらめられぬ!
 あきらめることなどできぬ!
 大いなる実りを手に入れるまでは!
 おお、神よ!
 デリス・カーラーンの母なる神よ!
 我に力を!
 我に力を!!!」

「な、何だ…」

「気をつけろ!
 様子がおかしいぞ!」


神とやらが願いを聞き届けたのでしょうか。
今度は眩いマナに包まれる魔王。

その身は皮肉なほど純白。
言うなればまるで天使。


「なんだこいつはっ!」

「す、すごすぎるよ、この魔力!」

「私の願い…
 民の祈り…
 私は…
 私はまだ闘える!」


三度目の戦闘。



2戦目よりは小さくなりましたが、
ほぼ常に飛行しているため
少し攻撃を当てづらいかも。


戦い方は1戦目と同じような感覚。
積み上げた普段の実力が
どれだけ発揮できるかが勝負所。


ただ、変幻自在の魔弾と
高速かつ長距離のタックルで翻弄されます。
攻撃後降り立つ隙を逃さずにひたすら叩くべし。

どうせ相手はラスボス。
アイテムが枯れるまで全力を出し切りましょう。




「今度こそ、やったか?」


息も絶え絶えなクレス達の目の前
魔王は床に突っ伏している。

が、
ゆっくりと再度上体を起こそうとする。


「ま、まだ立つのか!?」

「待て、様子が変だぞ!」


最大限の警戒で空気が張り詰める中、
ためらいなく近寄るミント。


「だめだ、ミント!危ない!」

「いいえ…この人は…
 この人は…もう…」

「く、わ、私は、死ぬのか…
 我が10億の民の未来はこれで閉ざされた…」

「…教えて下さい
 あなたが、何のために戦っていたのか…」

「今さら…意味のないことだ」

「それでも…
 真実が知りたいのです…」

「……
 いいだろう…
 話してやろう…
 私が、何を、求めていたのかを」






__________




今回はここまで。


とってもいいところですが
エピローグはまた次回に。

とはいえ半ば無理矢理ぶった切ったので
今回も次回もかなり短くなりますが。


ダオスの抱える信念も
次回ついに明らかになります。

すでに小出しになっているけど
ここから推理できるのか?


いやー長かったプレイ日記も次回でついに最終回ですよ。

〆の言葉も考えておかないと。



それでは。


確定申告のしかたがわからない

無意識でした。


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