【TOP日記〈22〉】上下左右から出てくるモグラ叩きみたいなアレ


無意識です。



ひとつ悩みがあるのです。

いや、本当はひとつと言わず
ふたつもみっつも悩み放題なのだが。
悩みと寿司のバイキング・運河亭なのだが。


本日やり玉に挙げるのは
「スマホの音楽アプリがクソ」
ということだ。
不平不満の遊園地なのだ。
なんてったって宇宙一のクソなのだ。


そのクソの真価は
「曲情報の自動取得」にある。

アルバムの曲順をバラバラにする。

ひとつのアルバムをふたつみっつに分割。

ひとつのアーティスト名をふたつみっつに分割。

顔のよくわからない記者会見の写真を
アーティスト画像に設定。

挙句、
アルバムから一曲だけを抽出し
アルバム名を変更し
アーティスト名を全くの別人にし
意味不明の画像を設定するという
悪事の満漢全席かと思うほどの嫌がらせをやってのけるのだ。

恐らく現代のAIは人間の”不快”をも理解し
的確にストレスを与えるだけの知能を獲得しているに違いない。


曲順くらいは簡単に直せるし
画像は最悪全部削除してしまっても構わないのだが、

切り刻まれたアルバム・アーティスト情報が
どういうテクノロジーかわからないが
全く元に戻ってくれないのだ。




あの頃はよかった…。

学生時代、いつもPSPで音楽を聴いていた頃はよかった。

多少馬鹿正直なこともあったが、
PC上でメモリーカードをいじると
そのフォルダどおりに表示してくれるのだ。


あれは本当にいい。

あれが一番いい。

音楽を聴くだけにしてはゴツすぎるのだけが難点だった。


あの素晴らしいAIをもう一度。




いや、PSPのそれに関してはUIか。



失礼。長くなりました。

そろそろ本編です。





ミッドガルズでロディと再会
彼女もまたダオス討伐を目的としていた
仲間も増え決意を新たにダオスの居城へ足を踏み入れる




ダオスの城はかなり広大なマップ。
どういう精神ならこんな実用性のない建造物を造れるのか。

ダンジョンなので至る所に宝箱もありますが、
魔物を模した像やら花瓶やら
調べてみるといろんなところにいいアイテムがあるので要チェック。

そして目を惹くのが大きな鏡。
ダオス部下たちの足をあんなに引っ張った鏡…。
少し順序が前後しますがこの鏡は、
ダンジョンのギミックとしても作用します。
奥で手鏡を拾い『合わせ鏡』によって道を拓く。
鏡から魔物が出る様はさながら仮面ライダー龍騎?
それともジョジョ?3部?5部?



数あるギミックのなかでも
特にキツイのがこちら。
食堂らしき部屋でクレスが見つけた文字列が発端。

「これは、モーリア坑道の石盤と同じ文字?
 アーチェ、読める?」

「左右対称のスイッチを、下の方から同時に押せ、だってさ」

「え?」

振り返ると、細長い食堂の壁沿い両サイドに
等間隔にスイッチがあります。

これはつまりそういうこと

CPUの動きに合わせてタイミングよくスイッチを踏んでいきます。

「クレス、あたしと一緒にやろ♡」

よりによってこの娘と息を合わせろと?
ミントでもクラースでもよかったじゃん。

「クレス、行くよ~♡」

聞く耳を持たない彼女は
協調性という言葉をこの世から毟り取るように
滅茶苦茶自分勝手に駆け抜けるのです。

一応タイミングのヒントはもらえるものの
まともに取り合うと神経が衰弱します。



あれからどれくらいの時が経っただろうか。



「やったじゃん☆!
 19回目で成功だね♡
黙れぃ。




それはそうとやはり「踏むスイッチ」
RPGの定番ですね。
現実では滅多にお目にかかれないタイプ。

子供のころ、自動ドアって足元のマットに乗ると
重さでドアが開くんだと思ってました。ませんでした?
東京フレンドパークのタイミングよく踏むやつは
今でも一度やってみたいと思っています。



そんな「踏むスイッチ」が
ダンジョン終盤にもまた登場。
しかも踏んでいる間しかドアが開かないパターンのやつ。
「踏んでおくスイッチ」


あーはいはい。
辺りを探すとやっぱりありました。
動かせる石像

こういうのでスイッチを押しておくのも
王道中の王道ですよね。
楽勝楽勝。伊達に一人遊びはしてないぜ。



と思いきや、
その先でもう一つ「踏んでおくスイッチ」。
もう石像はありません。

仕方なくパーティメンバーから一人を残して進むことになりますが、
このままダオスに突っ込むワケにもいかないので
どうにか全員で抜ける方法を探さねば。


さて、皆さんはこのギミック、解けますか?


ヒントは、

・扉を通るには誰か一人を残していく他ない。
・扉の手前からも奥からも上階に上がれる。
・それらの上階は同じフロアだが、
 大きな吹き抜けにより分断されているので
 歩いて渡ることはできない。

これまでのストーリーがわかっていれば
ちょっとはわかりやすいかな?




あの手この手で
晴れて全員揃ったので奥へ進みましょう。

なんて出鼻をくじくように魔物出現。

「ダオス様の命でこれ以上、先へは行かせぬ!」

口は立派ですがそこいらの雑魚と同等。
軽くいなしてあげます。いやぁ楽勝。

「…貴様だけは…ダオス様に、
 会わせてはならぬ、と…」

油断したところに最期の一撃が。

それを受けるのはロディ。
大したダメージはなさそうですが…

「なに?」

ペンダントが光ってます…!」

「くっ…今のマナだったんだ…!」

「どうなってるんだ?」

時間転移が始まる…」

「…つまり、ロディはそのペンダントを使って
 時間転移してるってこと?」

「うん…
 たぶん、あの魔物が投げつけたのは
 マナのかたまりだったんだ…
 いつもなら好きな時間に行けるけど、
 こんな急にマナを吸収したらうまく制御できない!」

「別の時間に飛ばされてしまうんですか?」

「だね…どっかにね
 なんでだよ、ダオス…」

「ロディ、そのペンダントを離して!」

「そうだ!ロディ、早く!」

「それは…
 …できない…これは、大切なものだから…」

「そんなことを言っている場合か!」


そうこうしていると
騒ぎを聞きつけた敵が集まってきました。

「いたぞ!やつらを排除しろ!」

「…なによ、こんな時に…!」


「みんな、バイバイ!」

敵陣に単身飛び込んだかと思うと
ペンダントの発する光に魔物を巻き込むロディ。

「うぉっ!なんだ!」

「ロディさん!!」

「ロディーーっ!」



「行っちゃった…」

「大丈夫でしょうか、ロディさん…」

「…わからない」

「時間転移ということは、
 もう我々がどうこうできる場所に
 彼女はいないということだ
 だが、彼女なら、
 あれくらいの魔物ども、ひとりで倒せる」

「今の僕たちにできるのはそれを祈ることだけですね…」

「行きましょう」

「僕たちがロディの分もがんばればいい
 そして、彼女のダオスに対する無念も果たそう」

「そうですね」

案外理解が早いですね。ドライ。




その先、そろそろ最奥かな?というところに
四方なんとかっていう
4人で立つだけで解ける封印があったんですが(雑)
これはおそらく、ロディが登場しない頃のなごりでしょう。

ロディのいる今作は先ほどの時間転移イベントの発生条件として
パーティ全員が揃っている必要があったのですが、

それよりも以前のTOPでは
スイッチのところに一人残しているとパーティは3人
4人が揃っていることの確認として
4人同時にアクションを起こすこのイベントが必要だったのだと
私は考えますがいかがでしょうか。



「ダオス様には、指一本触れさせはせんぞ!!!」

あれ、まだ最奥じゃなかったんかい。

ということで難易度の変更とかHP・MPの調整は
もう少し先で行いましょうね。

今度ばかりは敵が敵ですからね。
ちゃんと高難易度で戦いますよ。
セーブもしっかりと。




「ダオス、ついに見つけたぞ!
 覚悟しろ!!
 ここで、全ての決着をつけてやる!!」

「……」

「どうした、怖じ気づいたか!」

「なぜ私に剣を向ける?
 私には、お前達と戦う理由はない」

「お前にはなくても、僕達にはあるんだ!!」

「笑止!
 しょせんお前達もミッドガルズの手先というわけか
 降りかかる火の粉は振り払わねばなるまい」

「ダオス、覚悟!!」


さあ、いよいよダオスとの戦闘が始まります。

「戦う理由はない」というダオスの主張もまぁわかります。
この過去の世界では
クレスの村にも、ミントの母にも、
まだ手を出していませんからね。
ダオスの本当の理由はもうしばらく秘密。


魔王ともいえるダオスの実力はやはり強大。
高速かつ連続で詠唱される魔術のラッシュに加えて
高威力・広範囲のレーザービーム。
クレスが必死で切り込んでるのに後衛が先に溶かされることも。


ただしクレスに良い報せが一つ。
ストーリー上はああ言ってましたが、
物理も効きます
怯むことなくガンガン突撃しましょう。
恐らく、下手に守りに入るほうが危険かもしれません。



かつてない強敵を相手にギリギリの戦いを強いられるクレスたち。
必死に抗いどうにか少しずつ攻撃を与えていくが…

「逃げられた…
 くぅっ…」

「クレスさん…
 どうすればいいの?」

「……
 いつまでもここにいても仕方がない、いったん戻ろう」




とりあえず戻ったのはミッドガルズ、
と思いきやアルヴァニスタ
久しぶりすぎて町の名前わかんなかった。
そしてこちらも久しぶりの再会であるルーングロム

「待っていたよ」

「エドワードさんのことは…
 すみません」

「君達が悪いわけじゃない
 憎むべき敵は別の所にいるはずだろう?
 エドワードが逝く前に、手紙を預かったんだ」

「これは…」

「その中にはが入っていたよ
 私に君達の力になって欲しいと言う添えつけとともにね」

「この鍵は何ですか?」

「エドワードの家に行こう
 話はそれからだ」

なにからなにまで用意のいい。
終活というやつですね。大事。



そうしてアルヴァニスタの町はずれにある
エドワードの屋敷を再び尋ねる一行であった。。




__________




今回はここまで。

本当はもっと先までプレイしていたんですが
ダンジョンについてうだうだ語りすぎて字数がアレなので
ここまでで一旦区切ります。


でも本当に東京フレンドパークのアレやりたい。
マジックテープの壁にビターンするアレとかね。

子供のころ当然のように放送していた番組が
「そういえば終わったんだったなぁ」と
急に寂しくなることがしばしばある平成最後の秋。


まぁそんなことはお構いなしに
クレスたち一行は次の目的を模索します。

エドワードから残されたメッセージ。
次なる試練が一行に訪れる。
そして、ダオスの行方は…。

お楽しみに。



それでは。

イヤホン一体型ウォークマンが気になっている
無意識でした。


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