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エイティーズは僕らを貧困から救う

最近、アラサー、アラフォーにターゲットを絞った商品や作品が数多く出ているのを見て、10代はマーケットにお金を落とさないのかなと思ってたが、それは違うと思った。

平成生まれが再現した80年代の音楽は、アラフォーが懐かしくなって興味をそそられる以外にも、奇妙な魅力を放っている。
いったいこの魅力は何だろう?と思って考えてみると、「俺が、私が、一番イケてる」と思い込んでるところじゃないかなと思った。
スマート(利口さ)とはかけ離れたライフスタイル、どぎついテクニカラーの色合い、これ以上なく口紅の赤さが目立つメイク。
とにかく目立つことしか考えてないってエネルギーを感じる。バカみたいに自分に酔ってるところは観る人にとってもおいしいネタになるくらいだ。
80年代といえばバブル真っ盛りで無駄遣いをしてバカ騒ぎをしているテレビ番組が毎日のように流れてて、田舎に住んでる私までお祭り気分を味わっていた。クイズ番組では毎日のように数百万の賞金や海外旅行や宝石が当たるのを見ていたものだった。
いまや不景気のどん底を更新し続けているわけで、80年代カルチャーなんてみんな見向きもしなくなったわけだけど、こうして80年代カルチャーに耳を傾けていると、不思議な陶酔感に包まれてしまうのはなぜだろう?不思議とお祭り気分が盛り上がっていき、ダサいんだけどテンションが上がっていく。

このSatellite young ってユニットはその答えを知っている。

https://www.buzzfeed.com/harunayamazaki/satellite-young

#音楽 #漫画 #アニメ #80年

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