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初夏の日/スピッツ

今日は木曜日なのでスピッツの初夏の日について少しお話したいと思います。

いつか 冴えわたる初夏の日
君と二人京都へ 鼻歌をからませて
遠くで はしゃぐ子どもの声
朱色の合い言葉が 首すじをくすぐる
そんな夢を見てるだけさ 昨日も今日も明日も
時が流れるのは しょうがないな
でも君がくれた力 こころにふりかけて
ぬるま湯の外まで 泳ぎ続ける
汗が ここち良い初夏の日
白い湖畔のコテージへ つぶつぶを踏みしめて
黄昏れて ベランダにやってくる
風に頬なでられる 甘い匂いがする
そんな夢を見てるだけさ 止まって感じた地球も
気がつけば木曜日 同じような
でも君がいるってことで 自分の位置もわかる
光に近づこうと 泳ぎ続ける

スピッツ、初夏の日の歌詞の一部分です。初夏どころかがっつり暑い、夏真っ盛りですが、ちょっと聞いてみてほしかったのでご紹介します。

緊急事態宣言以降、なかなか旅行に行くのも遠慮しがちな方も多いと思います。私も市内から出ておりません。市内の友達に会うのもなんとなく何かあったらと思ってなかなか会わない日々が未だに続いております。

スピッツの初夏の日は恋人同士の話なのかもしれませんが、今聞くと友達でも、今お盆でも帰れない実家の両親を思い描いてもいいと思うんです。

時が流れるのはしょうがないな

でも君がいるって事で自分の位置もわかる

君がくれたチカラ心に振りかけてぬるま湯の外まで泳ぎ続ける

この曲を聴くと、自分の大切に思っている”その人”を思い描いて、ちょっと疲れが溜まってきた週半ばも過ぎた木曜日にもうちょっと頑張ろうかなって思える素敵な曲なんです。

来年の3月頃に、この曲をバックにJR東海さんが京都の数々の観光名所や食べ物やお土産品を次々に映してくれたり、二人で手を繋いで新幹線に乗ってる様子なんか映して「そうだ、京都へ行こう」ってCM流してくれたら、あー京都行きたい!って思っちゃいそうです。いや、今すぐだって行きたいですけど。

この曲の素晴らしいところは歌詞もそうなんですけど、こう階段を降りたり昇ったりするような音階の絶妙さがもうフワっと持って行かれてしまうんですよね。最後に柔らかい雲に乗ってしまうような。

今日も京都もきっと暑いと思いますが、行ってみたいですね。出来れば晴れ渡る初夏の日に。

近所に八つ橋売っていたので、買ってきてちょっとだけ京都を味わってみようかな。