文鳥と暮らすということ
我が家には3歳になるクリーム文鳥がいる。
文鳥と暮らすということ
仕事から帰ってくるとピッピッと呼んでくれる。
玄関の音を聞きつけて呼んでくれる。
カゴの中に手を入れると小さくピッと鳴いて手に乗る。
すぐ乗る。
そのあとギチギチ言う。
会えて嬉しい、落ち着く、等の意味。
ひとしきり手の上でギチギチ言った後は、飛び立って1人遊びを始める。
お気に入りのウェットティッシュに寄り添ったり、鏡に向かってキャルキャル鳴いたり、見知らぬものがあったらビビりながら確認しにいく。
30分くらい遊んだら、満足して飼い主のところに飛んでくる。
肩の上だったり、手の上だったり。
そして餅のようにぺたんこになって、「握れ」と催促する。
うちの文鳥は23gと小柄なので、わたしの小さな手でもにぎにぎできる大きさだ。
握るとまたギチギチ言う。
頭を撫でると目をつぶって気持ちよさそうにする。
このあとひたすら手の中でくつろぐ。
人間側が文鳥を下ろさなければ、1時間でも2時間でもそのままだ。
夏場は握られ続けるとさすがに暑くなってくる。
口を開けてハアハアしだして(それでも意地でも手から出ない)、3分くらい我慢したあとピョンと手から飛び出す。
文鳥は通常人見知りをする。
オスメスでペアを作る鳥なので、ペア以外には懐きにくいと言われる。
飼い鳥の場合、ペアは通常飼い主のことが多い。
うちの文鳥は何故かほとんど人見知りをしない。
同居人にもべったりだ。
ありがたいことに。
小屋に帰るとご飯を食べて、水浴びをする。
冬でも冷たい水で水浴びするからすごい。
その様子を見る。
それが文鳥と暮らすということ。
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