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小さな営み

今年の9月は真夏のような暑さがなかなか終わらず、虫の活動も夏のようにいつまでも元気なままで。
例年通りに用意していた秋冬野菜の苗を畑に植え付けても、あっという間に虫達に食べられてしまい…なかなか厳しい状態が続いていました。

10月に入りようやく涼しくなってきて、虫達の活動も落ち着いてきたこの頃。なんとか生き延びてくれて苗達、少しずつ成長してきてくれています。

虫達に食べられても頑張ってる白菜
まだまだ小さな大根たち
 茎ブロッコリーも頑張ってるよ

この他にも、ニンニク、じゃがいも、玉ねぎ、菜っ葉類、キャベツ、リーフレタス、カブ類、少しずつ育ってきてくれています。

暑さが徐々に落ち着くと、それに添うように虫達の活動も少しずつ落ち着いてきて。それはもう本当に見事なまでに。

それを見計らって追加で種を撒いたのですが、そうすると出た芽はやはりあまり食べられないんですね。暑さの残る頃に撒いたのはあんなにすぐに虫食いだらけになってたのに。

人間はなにかと計画的にやろうとするけれど。暦通りにはいかないんだな、今日のお天道様と虫達と相談しながらやらなきゃいけないんだなってあらためて學びました。

まだまだ土が育ってない私の畑だけど、それでも小さな命達が育ってくれてる事が愛おしい。毎朝その姿を見ること、手に触れることが楽しい。

そして草をかき分けると沢山の小さな虫達が住んでいて、その種類も増えてきてくれてる。この畑でそれぞれに命の営みを紡いでいてくれることが嬉しい。

小さな私の畑。
野菜が育ってくれることはもちろんだけど、目に見えないものも含めて沢山の命がここで生きてるんだって感じることに、とてもとても心安らぐのです。


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