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ぶいちゃ王に対する思い


また文章書くことにしました!mugitarouAKです

12/24にぶいちゃ王というクイズイベントを開催しました。
このイベントはVRChatに存在する様々なコミュニティから、出演者と協賛を募り、今年一番”かしこい”ぶいちゃの王を決めるといった内容です。

実はこのイベントを企画した一番最初の段階では身内だけで「年末最後に一笑いをお届けしよう」くらいのノリで始めたものでした。
しかし、途中から自分のスイッチが変な方向に入り最終的にはだいぶ規模の大きいイベントになってしまいました。毎回この人これ言ってないか?
この記事では当初より大きくなったこのぶいちゃ王というイベントについて考えていたことを書いていくつもりです。




ぶいちゃ王を開催しようと思ったきっかけ

ひとことで言うと「ちょっとふざけた楽しいイベントをやりかったから」です。
ここ1年半ほどの自分がPNGミュージアム3以降に企画したイベントはOneRoomMakerだけで、OneRoomMakerが終わって以降はすぐにPNGミュージアム4の準備に入っていたので、個人的には「なんかずっと真面目なイベントばっかりやってんな…」と感じていました。

PNGミュージアムを開催する前はもうちょっとお遊びに振り切ったイベントをやっていたりしました。成人の日に当時のVRC学園の学園長を呼んで、エライ=ヒトの話をさせたり豆を撒く代わりに枕を投げるイベントをやったり…

そんな感じでもうちょっと息抜き的にただクイズやって「楽しい~」みたいなイベントをやるつもりでした。

ただ、途中で問題が発生しました。マジでやる気が出ない。

自分はイベントを企画する際にVRChatの日本コミュニティを見て「もうちょっとこうなったらいいのに」と考えてを出発点にすることが多いです。その考えから企画するときはモチベも高いし、気力も沸きます。
これは完全に誤算だったのですが、自分は気が付いたら「ただ面白いだけ」では自分自身の企画に満足できない身体になっていました。
このままではマズイと考え、自分のやる気を引き出すためにぶいちゃ王に意味を持たせようと考え方を切り替えました。

そこで自分が考えたのが…

「協賛」ってアバターかアバター衣装ばっかじゃね?

最近X(Twitter)を見ていると協賛やプレゼント企画でアバター/アバター衣装などが賞品になっていることをよく見るようになったと感じています。これが悪だと言うつもりはないですが、VRChatの日本コミュニティがここ数年で裾野が広がり、様々な分野で面白いコミュニティが台頭してきているのに、未だにスポットライトの当たる分野が、アバター/アバター衣装に偏っていることを個人的に面白いと感じられていませんでした。

そこでVRChat内で、イベントを開催している方やバーチャルフォトグラファーの方などを中心に知り合いに声かけをし、協賛を募ることにしてみました。
結果的に12の個人・団体・企業に協賛をしていただき、またジャンルも多岐に渡る形で用意することができました。協賛を多くのコミュニティ・ジャンルから集めつつ、出演者も同様に幅広いコミュニティから呼ぶことで「うっすらとした繋がり」が作れていたらいいな!と考えていました。
実際に、自分もほとんど関りのない界隈の人と繋がりを得ることができたり、各出演者の身の回りで配信インスタンスを立てて応援したりと、決して大きくはなくとも何かの火種になっていたら嬉しいです。

今年加速度的に”成熟”の方向に進んでいったアバター/アバター衣装界隈に他界隈があんまりついていけていないことって、どう捉えたらいいんだろうか?と最近考えています。好意的に受け止めるべきなのか、焦るべきなのか、そもそも”成熟”するには早すぎるのか。
とはいえ、去年と変わらないことをやっているわけにもいかないので、自分なりにできることを模索してみた結果が今回のぶいちゃ王でした。
もちろんPNGミュージアムやその他のイベントでも立ち止まることなく、いろんなことに挑戦しつつ、界隈に貢献できること探して実現することを止めずにいようと思います!

また思いついたらなんかイベントやります!



抹茶ラテがのみたい