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WEBでイベント開催リベンジ!

 みなさん、こんにちは!私たちのnoteをご覧いただき、ありがとうございます。

 今、社会は新型コロナウイルスのニュースで一色に染まっています。状況は日々深刻さを増し、新型コロナウイルスの恐ろしさを感じています。

web復元でのイベント開催に至った経緯

 私たちは、本来であれば2020年2月27日に京都でイベントを開催していたはずでした。メンバーの大半がイベント計画未経験者ばかりでしたが、忙しい中コミュニケーションを取りながら数か月間奮闘してきました。

多数の応募が!

 イベントを開催するにあたって、我々スタッフ以外に、学生30人、社会人10名ほどを目標としていましたが、実際には学生37名、社会人27名から応募があり、たくさんの方が興味を持ってくださっていることをスタッフ一同実感しました。応募してくださった皆様には、この場でお礼申し上げます。

苦渋の決断

コロナ緊張写真

 2月に入った頃から日本でも新型コロナウイルスが猛威を振るい始めました。消毒液やマスクの配備等の対策を取り、開催する方向でギリギリまで調整しましたが、イベント2日前の2月25日、「中止」という苦渋の決断を下さざるを得ませんでした。

 しかし、私たちは、イベント開催予定時刻に緊急のオンラインミーティングを招集し、「ここで終わらせたくない」「対面ではなくほかの手段を使ってイベントを完成させ、イベントで伝えたかったことを伝えよう」との意志を確認の上、心を一つに「イベントをweb上で復元する」ことを決定いたしました。

イベントの流れ

 当日のイベントでは、
①問題提起のための寸劇
②大学生によるグループディスカッション
③社会人と学生の意見交換
 
の三本立てでお送りする予定でした。

 今回は、これらの流れを動画や文章で表現することで、「イベントのWeb上復元する」ことにチャレンジすることにしました。

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温かいエールに感謝

 私たちはイベント中止をもって撤退することも可能でした。しかし、たくさんの方から温かいエールをいただき、「イベントをweb上で復元する」という形で最後まで頑張りぬくことができました。

 また、本事業の助成元である日本たばこ産業株式会社様から応援メールをいただきましたので、こちらに掲載させていただきます。

JTからの手紙


イベント(web版)の幕開けです!

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 みなさん、改めましてこんにちは!今回総合司会を努めさせていただきます、NPO法人ひとつむぎに所属する近畿大学経営学部2年の栗坂です。よろしくお願いいたします!

 さて、今回のイベントタイトルは「アンチ大学生活~考えよう「今」の自分~」です。自分が大学生活の中で本当にしたかったこと、学びたかったことは何なのかを考える間もなく、授業の課題、ゼミ活動、アルバイト、サークルといった目の前にあることをこなしていくうちに大学時代という時間が過ぎていっている学生が

 多いのではないでしょうか。今回のイベントをきっかけに、今一度大学生活で何を得たいのか、何を学ぶ時間なのかについて改めて問いかけ、今の自分を見つめなおしていただきたいと思います。

 ではまず、とある大学生のSNS上での会話を下記のURLからご覧ください。

https://youtu.be/hzm0N8w0T8o

 ※本来のイベントでは、寸劇を演じることで「問題提起」をする予定でしたが、対面で集まることができなくなり、寸劇を撮影して動画にすることもできなくなってしまいました。そこで、「集まれない」という制約条件をいかに克服するかを考え編み出したのが、LINEでの会話の動画による問題提起です。

三者三様の大学生活

 なるほど…。大学生活に対して、様々な思いを持った大学生が登場しましたね。私も、危機感は持ちながらも何とかなるだろうと心の中で思っているのが正直なところです。

 でも、せっかく大学に入学したのですから、充実した大学生活が送れるようにワークを通して自分の大学生活を振り返ってみましょう!

大学生による大学生のためのワーク

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 みなさんこんにちは。ワークの司会をつとめさせていただきます、NPO法人ひとつむぎに所属する奈良県立大学地域創造学部1年湯浅です。先程の大学生の会話をみて、皆さまはどう思われたでしょうか?共感された大学生の方は多いのではないでしょうか。

ワークを通して  

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 今の時代は、インターンや就活が前倒しされていたり、通過儀礼的な留学が増えています。自分が本当にしたいことや、学びたいことはなんなのかを考える暇もなく、授業やゼミ、バイトなどをこなしていき、あっという間に就活する年に。そんな知らぬまにすぎていく大学生活にしないために、ワークでは自分にとっての大学生活とはなにかなど、今の自分を見つめ直す時間にしてほしいです。

早速ワークスタート! 

 ※本来のイベントでは、ここで参加者によるグループワークを実施する予定でした。これを再現することはとても難しく悩みましたが、テーマごとに運営メンバーにアンケートを取り、その回答をもとに、意見交換をして大学生の様々な考えや思いを可視化することにチャレンジしました。

 ではまず、今の大学生活で抱えている不安・不満・モヤモヤしていることなどを青い付箋に書き出してみてください。

こんな意見が出てきました!

モヤモヤ付箋

特にこんな意見に共感が多かったです!

個人ワーク付箋1 (1)

 みなさんが持っている不満や不安がそれぞれ出てきましたね。
バイトや学校のことが理由で不満が出てきている人が多いようですね。
 

 みなさんそれぞれの不満や不安が共有できたところで、次は反対に大学で楽しいこと、充実していることを見ていきましょう。

こんな意見が出てきました!

楽しいこと付箋

特にこんな意見に共感が多かったです!

個人ワーク付箋2 (1)

 みなさんそれぞれに楽しさや満足していることがありますね。

みんなの意見を見ての感想は?

グループワーク付箋1 (1)

 それぞれ他の人の意見を知ることにより新しい発見や、似たような意見に共感することができたようですね。

ワークは以上です! 

 どうでしょうか?今の自分が大学生活に対して、どう思っているのかが洗い出されたと思います。

 次のプログラムである社会人の方との意見交換の際に良い議論ができれば幸いです。ありがとうございました。

社会人×大学生~シンキングシェアタイム~

社会人

 こんにちは、最後のコーナー「社会人×大学生シンキングシェアタイム」の司会を務めさせていただく、京都産業大学現代社会学部2年の大橋です︕

 ここは、先程ワークで出していただいたいくつかの皆さんの意見に対して、社会人の方から意見をいただく意見交換の場です。

参加してくださる社会人の皆様の紹介

 今回参加してくださる社会人の皆さんをご紹介させていただきます。

京都商工会議所 中小企業支援部 知恵産業推進課にお勤めの島津 姿子さん

島津さん紹介

トヨタカローラ京都株式会社 総務課にお勤めの浪江 呂和さん

浪江さん紹介

株式会社ユニオン・エー 代表取締役の円城 新子さん

円城さん紹介

 こちらの3名の社会人の方です。よろしくお願いいたします。

早速インタビュー 

時間の使い方について

大橋:まずは「怠けてしまい時間を無駄にしてしまっている、反対に自分の時間を作りたいがバイトやサークル、授業の課題などで自分の時間が作れていない」という学生の意見に対して、島津さんは自身が学生の時、「自分の時間」を意識して作っていましたか?

島津さん:そうですね、時間の使い方にはとても気を付けていました。しかし、最初から上手に出来ていたわけではありません。

大橋:最初はどのような時間の使い方だったのですか?

島津さん:はい、最初は学生の本分は勉強だと思っていましたので、まずは勉学に励み、その上で、サークル、アルバイト、学生団体、ボランティアなど様々な活動に取り組んでいました。しかし、キャパオーバーになり、体力的にも精神的にも辛くなりました。

大橋:最初はキャパオーバーになってしまうほど、様々な活動に取り組んでいたんですね。では、それからどのような時間の使い方になったのでしょうか。

島津さん:当時はとにかく目の前の作業をこなすことで精一杯でしたが、両親に相談し、物事の優先順位の大切さに気付くことで、後回しにしがちだったことにも手が回るようになりました。それから時間を上手に作れるようになっていったように思います。
 手前味噌で恐縮ですが、おかげさまで様々な活動に参加しながらも3年間で卒業単位を全て取得できました。また、学部で上位10名に入ると学業成績優秀者に選出いただけるのですが、3年連続で表彰いただくことができました。

大橋:なるほど、物事に優先順位をつけることで時間を上手に作れるようになったんですね。

 もう少し伺いたいのですが、島津さんは隙間時間の上手な使い方はありましたか?

島津さん:そうですね。私は具体的に、「やることリスト」と名付けて、当日取り組みたいことを前日にリスト化しておき、達成出来たらチェックしていくようにしていました。

大橋:前日にリスト化しておくことによるメリットは何かあったんでしょうか?

島津さん:メリットとしては、前日にリスト化することで、当日スムーズに動けますし、目で見ることでうっかり忘れを防ぐこともできることです。
 後回しにしがちな項目はいつも達成できずにリストに残りますので、今日はこちらから取り組もうかなと意識して行動することができました。

大橋その日その日の取り組むことをリスト化することで、隙間時間を上手に使っていたんですね。ありがとうございました。

モチベーションの保ち方

 では、次に「人数制限により受けたい授業を受けられなかったり、卒業のために興味のない科目を必修しなければならない」という学生の意見に対して、浪江さんは受けなければいけない授業のモチベーションの保ち方はありましたか?

浪江さん:そうですね。私は小さなご褒美を作ってました。

大橋:具体的にはどのようなご褒美を作っていたんですか?

浪江さん:この授業が終わったら、友達とカフェに行って楽しいひと時を過ごそうとか、そういったご褒美です。その後の楽しみを作ってモチベーションを保っていました。

大橋:なるほど、興味のない授業でもその後にご褒美を作っておくことで、モチベーションを保っていたんですね。ありがとうございました。

チャレンジするための勇気

 続いて、「新しいことを始めたい気持ちはあるが、最初の一歩を踏み出すことへの不安の方が大きすぎてなかなか始められない」という学生の意見に対して、円城さんはチャレンジする勇気を持つためにはどうしたら良いと思いますか?

円城さん:そうですね。私はチャレンジの妨げが「不安」であるならば、まずはその不安と向き合うことが重要だと思います。

大橋:具体的にどのように向き合うことが重要だとお考えですか?

円城さん:漠然とした不安にただこわがっているのではなく、その不安は何か、チャレンジしたことで、どんなことになれば、どれくらいこわいことが起こるのか。そして、それはもし起こったら、取り返しがつかないことなのか、それとも対処法がいくつかあるのか。などです。
 学生の皆さんには、とことん向き合って不安を払拭し、チャレンジできる精神力を身につけてほしいとおもいます!

大橋:なるほど、最初の一歩を踏み出すことに不安を感じるのなら、その不安はどのような不安なのか向き合うことが重要だということですね。ありがとうございました。

大学生は自由だけど、、、

 では次に、「『自由』というのは楽しい反面、自分で決めなければいけないことが増え、バイトや遊びに時間を費やしすぎた結果、何も行動を起こせていないにも関わらず知らぬ間に時間が過ぎていく不安がある」という学生の意見に対して、浪江さんは大学生活における自由の二面性がありますが、どのように悪い面を克服しましたか?

浪江さん:そうですね。まず、私にとっての二面性は、時間があるのにお金がない。だから結果、時間がある今だからこそできることがあるのに、したいことができない、ということでした。お金は就職して働けば貯まりますが、自由な時間は少なくなる。

大橋:時間があって、やりたいこともあるのに、お金がないからそれができない。もどかしいですね。

浪江さん:はい、なので私は学生時代は両親にお金を借りて、その時だからこそ出来る世界旅行をしました。その時の経験が就活時に役に立ち、面接時の強いアピールになりました。お金はもちろん社会人になってから返しました。

大橋:やりたいことをするために、両親からお金を借りるのは1つの手かもしれませんね。社会人になってちゃんとお金を返すということも大切ですよね。ありがとうございました。

大学生時代でしかできないこと

 続いて、「アルバイトや部活・サークルに時間を追われる、又はアルバイトや遊びに時間を費やしてしまっている」という学生の意見に対して、円城さんはどのように授業とアルバイトなどを両立する工夫をしていましたか?

円城さん:これは大変難しい問題ですね。
まずはそれぞれのご家庭の事情があると思うので、学費や生活費捻出のためのアルバイトはいたしかたありませんが、許される限り、大学での学び、活動に時間を費やされることをおすすめいたします。

大橋:大学での学び、活動に時間を費やすことをすすめるのはどうしてですか?

円城さんそのときにしかできないことは人生にとって貴重だからです。
 時間をうまく使うことも、社会人になってからとても大切になってきます。この時期に覚えられるといいと思います。

大橋:社会に出てからも学ぶことは沢山あると思いますが、学生の時にしか学べないこともまた沢山ありますよね。ありがとうございました。

大学生活で得る交友関係

 では、次に「部活・サークル・アルバイト・所属団体等の交友関係がうまくいっている」という学生の意見に対して、社会人の皆さんは交友関係について、どのような環境でしたか?また、その環境によるメリット・デメリットはありましたか?では、島津さんから聞いてみたいと思います。

島津さん:私は大学生活では出来るだけ沢山の人と友達になりたいと思い、日々過ごしていました。具体的には「大学4年間でメールアドレスを新たに1,000件登録する」という目標を掲げていました。当時はまだLINEがなく、新しく友達になったらまずはメールアドレスを交換するという文化がありました。

大橋:大学4年間で1,000件ですか?すごい目標ですね。

島津さん:そうですね。大学3年生の時には1,000件達成することができ、いろんな人と知り合うことで視野が広がり、人との繋がりが新たな出会いを呼んで、思いもよらない素晴らしい体験をすることが出来ました。うまく時間が割けず苦悩したことや私にとって気の合う人、そうでない人がいることも学び、全ての出会いが私にとって財産です。

大橋:目標を持って交友関係を広げることで、得られることも広がりますよね。浪江さんはどのような交友関係だったんでしょうか?

浪江さん:私はゼミの仲間や、趣味(自動車)の仲間ととても仲が良く、仲間と遊びに行く、仲間と勉強する、仲間と一緒に過ごし多くの時間や経験をともにしました。1人ではできないことばかりでしたのでメリットでしたね。

大橋:メリットが仲間と多くの時間や経験をともにしたことなら、デメリットはなんだったんでしょうか?

浪江さん:あえて言うと、デメリットは、その仲のいい仲間といすぎたため、交友関係をさらに広げようとしなかったことです。
もっと交友関係を広げていれば、もっと多くの経験を積めたのでは?と思います。

大橋:確かにいつも同じ仲間だけで時間を過ごすと価値観が偏りがちになってしまいますよね。最後に円城さんはどのような交友関係だったんでしょうか?

円城さん:私は大学時代はかけがえのない多くの友だちと知り合い、貴重な時間を共有しました。
 その中で、自分と違うたくさんの価値観に出会いました。ときには違う価値観同士がぶつかることもあり、活動が停滞することもありましたが、その違いを認め合い尊重することを学べました。社会に出てからも、他者の価値観を認め合うことは、とても重要なことだと思います。

大橋:100人いれば100通りの考えがあると言いますから、それぞれの価値観を認め合い尊重することで関係が深まることに繋がりますよね。皆さん三者三様の交友関係をお持ちだったようですね。ありがとうございました。

興味のない授業への向き合い方

 次の質問に移らせていただきます。大学のシステム上履修しなければならない科目が決まっており、それによってあまり興味のない授業も履修せざるを得ない学生が多く存在します。そういった学生に対して、社会人の皆さんは履修しなければいけない単位数、科目が決まっているという既存のルールとどう向き合っていけばいいと考えますか?浪江さんはどのように考えますか?

浪江さん:そうですね。では、まず
     1.ルールを変える行動を起こす
     2.ルールに文句だけ言う
     3.ルールに従う
 この3つの中からあなたはどの行動を選択しますか?

大橋:浪江さんはどの行動を選択されたんですか?

浪江さん:私は1を選択することはできませんでした。でも、2も選択しませんでした。3です。

大橋:どうして3を選択したのですか?

浪江さんすべては無駄にならないと、信じて取り組んだからです。私は受けなくていいのなら受けないことも選択の1つだと思います。
 でも、受けなければならないのなら、その授業からどれだけ自分の知識や経験、落とし込みをできるかが無駄な時間にさせないコツではないでしょうか。
 ぼーっと過ごした授業時間か、深く学ぼうとし、授業内容だけに限らず、先生の授業の進め方、まとめ方、質問の仕方どんなことでもいいです、何か自分の糧にできないかを求めた授業時間か、どちらの授業時間の過ごし方がプラスになるか。

大橋:なるほど。興味のない授業を履修せざるを得なくても、その授業から学ぶことは無駄にならないとプラスに考えられることが大切だということですね。円城さんはどのように考えますか?

円城さん:私は興味は知識に依存すると思います。

大橋:興味は知識に依存するというのはどういうことでしょうか。

円城さん:知識が少ないときには、興味がわく分野も乏しく、そのままにしていると小さい世界で暮らすことになります。
そのためにも、現状の興味のみにとらわれず、将来楽しみを増やすためにも多くのものを貪欲に学んでほしいと思います。

大橋:将来の引き出しを増やすためにも様々な分野を学ぶことが大切だということですね。最後に島津さんはどのように考えますか?

島津さん:私は学部の授業は、概ね興味のあるものばかりでしたが、中には不得手なジャンルもあって、この科目がなければもっと成績が上がるのになと思ったことはあります。

大橋:島津さんはどのようにその不得意なジャンルと向き合ったのですか?

島津さん:そうですね。私は必修授業は理由があって必修なのでしょうから、前向きな気持ちで、無駄なことはひとつもないのだと思いながら履修していました。
 大変有難いことに、入所してから現在まで、部署の異動を繰り返しながらも、いつも興味のある業務に携わっていますが、その中でも不得手なジャンルはたくさんあって、日々精進しなければと思っています。

大橋:なるほど、不得意な科目も前向きに取り組むことが大切だということですね。社会人の皆さんの意見には、前向きな気持ちで取り組むことが大切ということが共通していますね。ありがとうございました。

社会人から学生へのメッセージ

 では、最後に今回2020年2月27日に開催予定だった「アンチ大学生活~考えよう”今”の自分~」が、世界で感染拡大している新型コロナウィルスの影響で中止になりました。これを受けて、学生はこのイベントをWEBで展開するべく準備を進めてまいりました。社会人の皆様から学生にメッセージをお願いいたします。

社会人 (1)

島津さん:大学生活での様々な経験が、私の「主軸」となり、今の職場へ導いてくれました。
 大学を卒業した今も、仕事をするうえで、母校との繋がりを大きく感じることがあり、あの時頑張って良かったなと思えるポイントが多々あります。
時間は有限ですから、日々取捨選択です。実力不足で満足な結果を得られず後悔したことは沢山ありますが、行動せず無難に過ごすよりも、ずっと充実していたのではないかと思っています。
 ここまで、あたかも自分一人の力で進んできたかのような口ぶりになってしまいましたが、困ったときは親身になって相談に乗ってくれて、嬉しいときは一緒に喜んでくれる友人や先生、家族の支えなくして、大学生活を完走することは到底できませんでした。周りの方々に心から感謝しています。
今は先の見えない日々が続いていますが、自分の選んだ道が正解になるように共に頑張りましょう!

浪江さん:好きなことをしている1時間はあっという間。
 嫌いなことをしている1時間は長い。
 どれだけ夢中になれているかの違いかなと思います。
 私は学生時代、人前で話すことは嫌いでした。
 今では人前で話すことは仕事で、しかも楽しく感じています。
 今の嫌いは未来の好きかもしれません、どの1時間も平等な1時間。価値のある1時間にするか、できるかどうかはその人の心持次第。
 楽しいから笑うのか、笑うから楽しいのか。
 いろんなことに夢中に取り組み、自分の糧にする。

円城さん:コロナで中止になっても、前向きにこれだけのバイタリティを見せられる皆さんです。自信を持って就活にのぞみ、力強く豊かな人生を歩んでください。

大橋:ありがとうございます。以上で「社会人×大学生シンキングシェアタイム」を終了したいと思います。

お答えいただいた社会人の皆様、ありがとうございました。

※実際には3人の方にお集まりいただくことはできないため、それぞれの方にメールでインタビューし、そのご回答を再編集するという形でお届けしました。
 みなさま、コロナの影響でお仕事がより一層お忙しくなっている中、返信して下さりありがとうございました。

運営メンバーのメッセージ動画

京都運営メンバー

 最後に運営メンバーから一言コメント動画で締めたいと思います。イベント運営の難しさと新型コロナウイルスの影響によるイベント中止という様々な壁を越えたことでメンバーが学んだことや感じたことを直筆メッセージで集めました。ぜひご覧ください。

https://youtu.be/mj5SW7kx5ng

以上で、イベント(web版)を終了いたします。

 いかがでしたでしょうか。ひとつむぎと木原ゼミが2019年12月21日に対面MTGを行い、運営を進めて3か月程の月日が経ちました。見ず知らずの大学生同士がコミュニケーションを取ることは難しいように感じていましたが、私たちは違いました。意見がぶつかった時も、同じ「仲間」として自分の思いを言葉にできていたように思います。そんな中でのイベント中止はとても悔しい思いでしたが、こうしてまた一致団結できたことをうれしく思います。

「今の自分たちにできることは必ず何かあるはず」

と気づくことができました。白熱したあのMTGも、コミュニケーションもできなくなると思うと少し寂しい気持ちもありますが、得た経験や話し合いの時間は宝物です。

 運営メンバーのみんな、大西さん(ひとつむぎ顧問)、木原先生(木原ゼミ)、応援してくださった企業の方々本当にありがとうございました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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〇主催:
 京都産業大学 現代社会学部 木原ゼミ

    井原明彦・大河内千春・太田大雅・大橋宝・黒岩希光・田中諒
 NPO法人 ひとつむぎ
  井本琉太・海部登生・栗坂岬乃吏・野田康介・真武未有・湯浅亜美
〇後援:徳島県、牟岐町
〇協力:(株)ツナグム

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