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忘れられない日。(中高一貫校からの高校受験)

今回からいよいよ
長女の高校受験について書いていきたいと思います。

既にタイトル入力しただけで
涙で画面が見えなくなっていますが(笑)
多分私自身がまだ完全に消化出来てないからでしょうね。

自分を納得させるためのアウトプットでもあります。



私にとって忘れられない日。
去年の夏休みのある日。

なんとなく普段より元気のない長女に
「なにかあった?」
と、なんとなく声を掛けたんです。

まさかこんな答えが返ってくるとは全く予想もせずに。


「高校受験しようかな。」


時が止まりました。

あんなに楽しそうに学校行ってたのに?

仲いい友達が結構高校受験するかもって不安がってたのに? 

高校受験の苦労全くせず偏差値トップクラスの高校入れるのに?

ほんの一瞬の間にいろんなことを考えた気がします。

でも、すぐ後にものすごい後悔が私を襲ってきました。


なんで気付いてやれなかったんだろう



きっと、
こんな事を言い出すには
何日も悩んだはずだし、
1人でどれだけ考えていたんだろう。

なんで高校受験を考える程になるまで
私は気付いてやれなかったんだろう。

長女と私の関係は悪くなかっただけに、
気付かなかった自分が情けなくて。




長女は中学生になって、
とても自立したように感じていました。

2時間かけて学校へ行き、
塾にも行かず勉強も自分でやる。

休みの日は友達と
いろんなところに遊びに出掛け、
大学進学のこともよく考えていました。
(進路というより東京に出たいだけでしたけどね!笑)


昔から友達とトラブルを起こすことなんて
全く無かったし、
先生にもいつも褒められる真面目な子で。

私は安心し過ぎていたのかもしれません。


とにかく
何も気付いてやれなかった。


また仕事でいっぱいいっぱいに見えてたのかな、
話を聴く余裕が無さそうにみえたんだろうな、
とまた、自分が仕事ばかりしていることを悔やみました。

その日から、
我が家の全てが変わったような気がします。

恐らくその日から高校の合格発表の日まで、一度も心から笑っていません。

長女が幸せに高校生活を送ること。
夫も私もそれだけを考えて生活していた気がします。

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