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無駄ではないらしい

 高校3年生の夏。 塾にも図書館にも行かず家に居た。

 受験勉強メインでいたのだけど 学生を終えてわかった事は その時の勉強内容よりも聞いていた音楽が記憶に残っていた、いわゆるながら勉強をしていた事だ。

 社会人になって家と職場との往復だけではもの足りず多方面に参加することになるのだけど 新しい友人が出来て思う事の1つに「この人はまじめに勉強をしてきたのだな」という事がある。

 音楽の話が合わないのだ。 方向性でなく 聞いていないから話題に挙がらない。

 勉強に集中していたら 私の進学先は変わっていて專門色が強い職業に就いていたかもしれない。 学生時代に出会えた大親友とは 巡り会えていなかっただろう。 彼女は私のミューズの一人でもある。

 親友と未来を秤にかけるのはナンセンスなのだけど 音楽を聞きながら勉強するのは無駄な事だったかも〜という想いは時々あった。

 しかし 先日のネガティブ期間を打破出来たのは日にち薬だけではなく音楽もあった。 You Tube Music が自然とセレクトしてくれた曲に高校生時代や大親友とよく聞いていた曲があり 在宅時にアルバムごと何度も何度もBGMに流していた。 

 根が単純なのもあるけど今回の回復は音楽にも助けてもらったのだ。 物事には無駄はないようだ。

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 一番の救いはここで書き残すことなのだけど。


 ここまで読んでくださってありがとうございます。

 では また。

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