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ゲームは手作りに限る

私の原点とも言えるゲームづくり。
私の年代だとファミコンが出たばかりでみんなの家にファミコン1台。
ちゃらっらっららららー
みーんなスーパーマリオやっていた。

で、我が家の話になるがうちの父はいわゆるgeek。
ファミコンなんて一家に一台あるようなもん持っててもしょうがねぇじゃん
MSXだよ!時代は。

ゲームがしたいと言っていた私に渡されたものはMSXとBasicで作る自作ゲームの本

私はスーパーマリオがやりたいんだよと主張しているのに渡されたものは自作ゲームの本。

子供ながらに絶望した。

でも、私はどうしてもゲームがやりたかったので何千行もタイプしてゲームを作り上げてはプレイしていた。

MSXでもいくつかゲームがあって、父がプレイしたソフトは買ってもらえたのでthe Castleやらドラゴンクエスト1はプレイさせてもらった。

それでも私は、もっとロールプレイングゲームがやりたくてやりたくてやっぱりBasicで作る自作ゲームの本を片手にカタカタカタカタと何千行も打ち込んでロールプレイングゲームを作るまでに至った。まぁ、ドラゴンクエストの規模を1/100ぐらいにしたやつなんだけど…全村人たちのセリフも悪役のセリフも全部自分で打ち込んでるから知ってるんだけど。
それはそれで楽しかった。

で、結局ファミコンは買われることもなく自作のゲームと少しのゲームソフトで私は小学生時代を過ごしてゲーム没頭期は過ぎたのであった。


そして、時を経て15年ほど。

私が、久しぶりに出会ったゲームは ファイナルファンタジー7。
ドラゴンクエストと自作のRPGで止まってしまった私のゲーム人生は、これを見て衝撃を覚えました。

といっても、やっぱりゲーム機を持っていなかった私は、このファイナルファンタジー7なるものを友人の実家に遊びに行ったときに出会ってしまったのです。

あまりの衝撃に、友達の実家にも関わらず1週間ほど連泊してご飯づくりや買い出しその他雑用を、まるで娘のようにこなしつつ、ファイナルファンタジーを朝から晩までプレイしてクリアして涙しました。最終日にはクリアのお祝いが何故か開かれた。きっと迷惑だったんでしょう。申し訳なかった。

本当に友人の実家メンバーみんなびっくりよね。娘はでかけたりしてるのになぜか娘の友だちがずっと家でゲームしてるんだもの。

素晴らしい作品に出会ってしまった。

結局、友達の実家でファイナルファンタジーをクリアした足でプレステとファイナルファンタジー7のソフトを買って再び自分の家でクリアしたのであった。

ドラゴンクエストや自作RPGからのステップアップは、私の心臓を貫きまくったよ。ありがとうファイナルファンタジー7

ちなみに、その後ゲーム生活を取り戻した私が久しぶりにドラクエシリースに出会ったのは、ドラゴンクエスト9。私が知っていたのは無印ドラゴンクエストだけなので悪を倒す勇者は一人だと思っていました。

永遠ひとりでずっと戦い続けていたのですが、わりと序盤の中ボスっぽいのをいくら自分のレベリングをしても歯がたたなくて、これはなにか私根本的にまちがっているのか?
とその時の会社の同僚に尋ねたところ

「ルイーダの酒場でメンバーを揃えろ」といわれて軽く衝撃を覚えました。

ルイーダの酒場っていう名前にも心当たりがなかったキョトンフェイスの私に同僚が詳細な説明をしてくれました。

説明を聞いてびっくりですよ。

勇者なのに?傭兵制度なの?メンバーが増えるとしてもファイナルファンタジー7みたいに道中で意気投合してドラゴン倒しに行くもんじゃないの?ともうすでに自分がレベル70ぐらいだった中、よちよちの赤ちゃん傭兵たちをちまちまレベリングするの本当に面倒くさかった。

私の心に残っているゲームは、自作のRPG(村人の服は全部ピンク色)、ファイナルファンタジー7、ドラゴンクエスト9かな。

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