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一週間の振り返り

なかなか思うようにいかないと思いあぐねていたら、あっという間に一週間が過ぎていた。最初に張りすぎたせいか、やや調子が下降気味のように感じるが、こんなもんかもしれない。

先週同様に

①スケッチを毎日作る

②一日に知らない曲を最低一曲は聴く

を引き続き実践した一週間ではあったが、前回の振り返りをもとに目標を違う角度から試してみたので、きっちりこの二つを達成できた訳ではない。しかし、新たな発見があったので、記録しておこうと思う。

①の目標からでた先週の反省・課題

・サンプリングで作られた曲をよく聴いてみる

・まねごとから入る(耳コピする)

・パッドトラックを勉強する。

・ボーカルトラックから作る

以上から今週実践できたことは耳コピボーカルから作るの二つ。

耳コピ:正直あまり意味のないことだと思っていたが、かなり勉強になった。

コピーした曲は FKATwigs,Headie One& Fred againの『Don't judge me』

もともとツイッグスちゃんが大好きなのと、曲調がかなり好みだったので。

全部やるのは難しい為、一部分だけやった。曲をアップルミュージックから落としてCubaseに取り込み(正しいことなのかわからない)EQのプラグインをトラックに入れ、どの楽器がどの周波数を担っているのかを調べた。正直これだけでも勉強にはなった。本当はこういうの専門のプラグインがあるらしく、それでやった方がもっとリファレンス曲の解析ができるらしい。全体の再現度が恐ろしく低いが、サビのところのガサガサした低いカエルの鳴き声みたいな音(他に良い表現が思いつかない)の作り方だけは自分なりに再現出来た。全部は無理でもトラックの一部分だけ真似できると、それを自分の曲に落とし込むことができることを認識。耳コピはやっぱり大事であった。

ボーカルから作る:歌詞は出来ていないので、思いついたメロディーを適当に歌い、トラックにして、その周波数をあけてトラックを重ねてみた。しかしボーカルから作ったからといって曲作りがはかどったとは言えない。というよりかはミックスの参考になるようなリファレンス曲を聞き込み、そこから曲全体を構築していくやり方のほうがはかどったと思う。


②の目標から出た反省・課題

・日本語の曲もきく

・曲構成、トラック構成、ミキシングをよく聴く

・自分の音楽に取り入れる。

のうち今週実践できたのは下の二つ。

ミキシングノートを作る:自分の参考にしたい曲のミキシングノートをつくることにした。特に自分はパンニング振りが上手く出来ないので、どの楽器がどこから鳴っているのかをよく聴くようにした。基本的には低音が真ん中高音を左右に振るというのは規則通りなのだが、サブベース的役割の楽器は少し真ん中からずれて鳴っているような感じもした。この方法は多分だけどかなり効率が悪い。お金を出してちゃんとしたアナライザーを買うべきだとは思うが今は金に余裕がないので、今はまだ自分の耳を鍛えることにする。

自分の音楽に取り入れる:簡単なようで、これは一番難しいことかもしれない。様々な曲からエッセンスを取り入れて作ることは非常に大事なのだが、ただの真似事にならないよう線引きを自分で判断しなければいけない。パクリになっていないかビクビクしてしまう気持ちもある。(大丈夫、私の曲にまだリスナーはいない。)かの坂本龍一も『99%セントの真似事でも1%のオリジナリティが入っていれば、それは立派な創作』みたいなことを言っていた。その1%に自分らしさを入れることが難しいという意味でもあるが、この言葉をいつも胸に持っていたいものだ。

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