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「記念切符が売れた駅~北海道・旧広尾線幸福駅」

「愛の国から幸福へ」というキャッチフレーズで乗車券が販売された旧国鉄広尾線・幸福駅は、1987年、国鉄民営化前に広尾線の廃止とともに閉鎖されました。
 

旧幸福駅舎から見るホーム越しの十勝の風景


廃止後も旅行会社の北海道ツアーには欠かせぬ観光地として組み込まれたため、記念写真撮影スポットが作られたり、当時の切符の販売を近隣のお土産屋さんが継続したり、駅舎の中には、様々な落書きも残されています。
既に廃止されて30余年となりますが、道央の観光地としてガイドブックにもページが割かれた名所です。
電子マネー全盛期の昨今ですが、「愛国~幸福」という硬券切符は、まだまだ人気のアイテムです。
 
北海道は、高速道路網の発達によって、場所によっては観光客が激減している地域もあります。襟裳岬の観光客も減りつつあります。
 
この先、幸福駅がどのように残っていくのか、バスツアーからレンタカーに移動手段が変わった今、新しい観光コンテンツに生まれ変わることができれば、脚光を浴びる可能性もありますね。


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