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「谷根千歌留多」

「谷根千」とは、荒川・台東・文京区の3区境、谷中・根津・千駄木の頭文字を指します。1984年に地域情報雑誌「谷根千」が発刊され、まさしく、今でいう着地型観光を先進的に作り上げた地域と言えます。
 
雑誌は既に2009年に休刊となっていますが、江戸風情の古民家や洒落たお店が方々に営業されているため、「歩く観光」の東京都内の先進事例として、日々国内外の観光客、老若男女が数多く訪れています。
 

歌留多のように切り取ったこの街、撮影したあとに閉店したお店も出てきています(泣)


細く入り組んだ小道にお店が立ち並び、交通上はマイナス面もあるものの、地元住民と共存した観光地として、融合した姿は、良き事例として伝えらえています。
しかし、最近は地域住民からかけ離れたお店やごみ投棄などの観光公害も増えており、これまでの良き関係性が薄れてきているとも言われています。

こどもの頃からの遊び場所は、週末になると数多くのお客様でいっぱいになる町に変貌しました。
良きにつれ、悪しきにつれ、着地型観光の聖地として、未来に繋げていくこと、すべての人々が努力していかねばなりませんね!

Facebook~観光情報総合研究所 夢雨

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