「今宵は、ほろ酔い気分~四谷・しんみち通り」
駅前には、ほろ酔い気分を醸成する通りが、必ずあります。
誰もが、一日頑張ったご褒美を、憂さを晴らす時間を、この通りで共有します。
ここは、四ツ谷駅前のしんみち通りです。古くからのレストランが、そのまま残っている反面、新しいお店も同居するようになりました。
焼き鳥の匂いに誘われて、通りに一歩入り込むと、その日の終わりは、パラダイスに変わっていきます。
最近、駅前商店街の在り方について、考えさせられることがありました。
かつて、鉄道が輸送手段の一番手であった時代には、アーケードをかけられた商店街、そして、飲み屋街がありました。
時代を経て、クルマ社会に変化していくと、町は駅前から国道沿いに移っていきます。ショッピングセンターが形成され、フードコートや全国展開する飲食店、どんどんと地域色は無くなり、金太郎飴化していく。
地方に行けば行くほど、大人たちは、クルマ通勤となり、駅前の飲み屋街は、どんどんと廃れていく。
駅前商店街の復権を望みつつ、この12月も、この通りに出没したいと思っている今日この頃です。
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