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「観光列車は永遠に~大分県湯布院駅・ななつ星」

鉄道を「移動」手段から「観光」目的に変えた先行事例が、JR九州の観光列車「ななつ星」と言っても過言ではないと思います。
「ななつ星」が誕生するまでも、北海道内のリゾート列車や首都圏・関西圏から温泉地に出発する特急列車などもありますが、自分の守備範囲である九州島内を数日間かけて周遊する列車としては、まさしく、「ななつ星」が最初と言えます。
 
始発駅である博多駅には、専用のラウンジがあり、お客様の旅は、そこから始まります。数日かけて九州島内を周遊する列車は、車内に食堂車も併設され、自分の部屋にはシャワーブースも寝室も完備しています。
コースに組み入れられた場所には、駅舎を改装したレストランや専用ラッピングを施された貸切バスでのスペシャルな観光も用意されています。
 
湯布院駅に到着した「ななつ星」のお客様は、個人個人の観光目的を実現させるために由布院の町に出張っていきます。ある意味、こういった高額旅行商品が売れる時代に突入してきたのでしょうね。
 
優雅という言葉が似合う旅行形態、観光列車ですね!

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