見出し画像

「色々話題の高輪ゲートウェイ駅辺りのお話し~東京都港区高輪」


「赤穂浪士が脚光を浴びる~高輪泉岳寺」

12月になると毎年注目を浴びることになる泉岳寺は、浅野内匠頭と赤穂浪士を祭っており、14日に義士祭が執り行われます。
 
京浜急行の始発駅でもある泉岳寺駅を山手の方に進むとひっそりと佇む曹洞宗の寺院です。赤穂浪士好きの日本人が訪れる古刹でありますが、ここにも昨今は訪日外国人が訪れています。

大きなキャリーバッグを持った外国人


この日は年の瀬、真正面に映っている男性も外国人の方でした。
東京にも数多くの神社仏閣がありますが、京都のように有名観光地になっていないところが多く、ゆっくりと散策できるところが少なくありません。
 
神社仏閣は参詣に訪れるところですが、欧米外国人にはキラーコンテンツと言われています。ただ単なる参拝だけでなく、歴史を学ぶことや昇殿参拝などの特別感を醸成することによって、新たなコンテンツづくりができると思います。
参詣するだけでなく、周辺を散策するのも良いコンテンツと言えますね。

「頭がぶつかります~高輪芝浦トンネル」

全国各地に「へぇー」と思う景観があります。
 

在りし日の高輪芝浦トンネル


高輪ゲートウェイ駅の辺りにも高さ制限が1.5メートルの芝浦トンネルがありました。正式名称は高輪橋架道橋、長さ250メートルです。
新駅開業で賑わっているこの周辺は、山手線や東海道線、車両基地と東西間を移動する場合、大きく迂回をしなければなりません。地元の人々やタクシーの抜け道となっているトンネルですが、個人タクシーの行灯がよくぶつかるそうです。
背の高い人は、腰をかがめて通らねばならないのですが、近道ゆえ、かなりの人が歩行していた知る人ぞ知る隠れ道でした。
 
新駅ができ、既に閉鎖されてしまったトンネル、まさしく、期間限定の観光コンテンツでしたね。(撮影したのは2019年2月のことです)
明治時代に鉄道が初めて開通した際の高輪築堤など、歴史的な構造物や古刹もある高輪ゲートウェイ駅周辺、品川駅からも歩いて移動できるこの場所、リニア新幹線や京浜急行の駅の移設、ペレストリアンデッキの新設など、どんなものが完成するのか、楽しみですね!

よろしければ、サポートをお願いします。 NOTEのスタートからの記事をひとつの成果物として、自主出版する費用の一部に使わせていただきます。