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「今では昔の姿から変貌して~秋葉原・電気街」

第二次世界大戦後、闇市として発展した秋葉原は、電子機器やその部品を扱う電気街として大きな街となりました。大型家電量販店やディスカウントストアなども出店を進め、主力商品はパソコンに移っていきました。
 
そして、2004年に「電車男」が放映されると、「オタク」文化の街に変貌し、世界的にも有名な観光地となりました。アキバ・AKIBAという略称に変化して、メイドカフェなども進出、様相は一気に変わりました。
 
かつて、隅田川から分かれる神田川の船着場があり、舟運による荷物の終着点として発達した秋葉原、駅の北西側一帯は神田青果市場(ヤッチャバ)でありました。今でも一部に名残がありますが、海藻や穀類を取り扱うお店が残っています。
21世紀に入ると、東京都が秋葉原地区開発計画を進め、JRを挟む双方に高層ビルが建ち始め、オフィス街として再生を始めています。
 
電気街は、サブカルチャーの拠点となり、歩行者天国が行なわれる中央通りの万世橋から末広町辺りが中心となります。なお、秋葉原駅のある場所は、千代田区外神田という地番、秋葉原という地番は、少し離れた場所、台東区にあります。
電気部品を買い求める人とサブカルを体感する人が、今でも混在する不思議な場所、訪日外国人も入り乱れ、まさしく、カオス状態ですね!

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