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「大川端を揺れながら~すみだリバーウォーク」

2020年6月、浅草とスカイツリーを結ぶ新たな観光コンテンツが誕生しました。
 
浅草駅を出発した東武鉄道は、右手に大きくカーブして隅田川を渡ります。この鉄橋の南側に人道ができました。

鉄道橋の脇に人道を作った「すみだリバーウォーク」

名付けて「すみだリバーウォーク」
隅田川に掛かる人道と言えば、「桜橋」が有名ですが、台東区浅草と墨田区スカイツリーを結び、双方の観光コンテンツを回遊させる新たなルートとして、作られたものです。墨田区側は、北十間川沿いに作られた「東京ミズマチ」に繋がっており、双方の区を行き来することによる経済効果の拡大を目指しています。
 
鉄橋ゆえに、電車が通るたびに「ゴトゴト」揺れるスリリングな感じ、なかなか楽しいというよりは微妙な感じもする場所ですが、夜はライトアップもなされ、南側の吾妻橋や駒形橋の姿を見ることも出来、夜景好きには、欠くことのできないコンテンツとなっています。
 
台東区と墨田区、スカイツリー開業時には、自分の区域だけが華やかになれば良いという考え方でしたが、協業することによって、点から線、面へと拡大することを目指しているものと考えられます。
 
隣接地域との協業する姿の好事例ですね。

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