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「あらかわの風景~未来都市に桜が咲くころ~荒川区南千住・汐入公園」

災害に強い街づくりを目指し1987年頃から計画が着手されてきた南千住・汐入地区、昔は小さな賃貸住宅が数多く建ち並び、隅田川の入江が縦横に走っていました。
当時、隅田川に架かる橋は、千住大橋の下流は白髭橋でした。
しかし、対岸墨田区の防災団地と対を成すように数多くの防災団地やタワーマンションが増えていきました。変わらないのは、JR貨物の隅田川駅と東京メトロ日比谷線の車庫だけ、今では未来都市に変貌しました。
 
都営汐入公園には数多くの花々が咲き誇ります。地域住民の憩いの場となって、桜の時期になるとその姿を愛でる若い家族の声が方々から聞こえます。城東地区のシンボルとなったスカイツリーも隅田川越しに見ることも出来、広い空と江戸の大川が溶け合っています。
また、最近は隅田川花火の穴場鑑賞地ということもあり、当日はラッシュアワーのように、数多くの観客が訪れます。
 
来年も再来年も、この場所で桜を愛でたいと思う今日この頃、子供たちの未来に繋いでいきたい風景です。

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