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「絵になる坂道の夕暮れは~函館・八幡坂」

海に向かってまっすぐ伸びる一本道、正面に青函連絡船・摩周丸を見ることが出来るこの坂は、別名「チャーミーグリーンの坂」と言われる八幡坂です。
冬場になると街路樹がライトアップされ、石畳に車のライトが照らし出されると、より綺麗な姿を見せてくれます。
 
基坂の上、箱館奉行所脇の八幡宮が1804年に奉行所拡張に伴って、この坂の上に移され、八幡坂の名前が付けられましたが、その八幡宮も1880年の大火によって谷地頭に移転しています。
 
年配の夫婦が手を繋いてスキップするCM、昭和の世代には懐かしく感じるものですが、フィルムコミッション、ロケ地による観光誘致の走りと言えるものですね。
因みにチャーミーグリーンとは、食器用洗剤の名称で、1982年から発売されています。
家族・家庭の大切さを描いた名CMだと感じます。
夫婦で「旅行に出向く」「温泉に浸る」「美味しい料理をいただく」といった行為は、ここから国鉄のフルムーンなどに繋がり、一つの旅行形態が確立されたと言っても過言ではないでしょう。

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