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「時季、さくら色~東京都北区・飛鳥山」

東京都北区にある都内でも有数の桜の名所、飛鳥山は江戸享保年間(1716-1736年)に整備され、1873年に日本最初の公園に指定された場所です。
享保年間と言えば、徳川八代将軍吉宗の治世で、桜の苗木を植えて整備を行なったと言われており、江戸時代から郊外の散策場所となり、それが今の桜の名所に繋がっています。また、明治初期(1879年)には渋沢栄一が別荘を構え、死去するまでの晩年までは本邸として住まっていた場所でもあります。

徳川幕府がその力を見せて造営された飛鳥山、やはり桜は素晴らしいです!

公園の中心には、お城の滑り台や静態保存をしたD51や都電などもあり、子供たちのレジャーランド的な雰囲気を醸し出しています。
 
2021年、渋沢栄一を主人公としたNHK大河ドラマ「青天を衝け」が放映され、2024年に新しい一万円札が流通すると飛鳥山も脚光を浴びることでしょう。
開業後様々な仕掛けを展開している北区観光協会も素晴らしいコンテンツを活用して、これまで以上の情報発信、旅行商品化に取り組まれていくことでしょう。
隣の区ながら、楽しみが倍増していきます!

(飛鳥山は今、紫陽花の季節ですが、アーカイブ故、ご愛嬌ということで)

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