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「仕舞桜の花筏~京都伏見の十石舟」

京都中心街の南、伏見は江戸時代に舟運の拠点として発展してきました。
 
月桂冠をはじめとするお酒や米をここ濠川から宇治川、そして淀川を経て、大坂に航行する輸送船として、十石舟、三十石船は、明治時代末期まで存続していました。
1998年に地元の自治体や企業など55法人によって屋形船の運行を開始、現在は伏見観光協会が運営しています。
 
南北に長く、高低差の大きな京都の町は、長い期間、桜の花々を愛でることができます。
そんな花便りを聞くタイミングと京都に赴くタイミングが合致したので、わずかばかりの時間で立ち寄ってみました。
それも京都に向かう新幹線内でSNSを見ていると花筏の風景が・・・仕舞桜にはうってつけと近鉄の駅から小走りで向かいました。
橋の上から、川沿いの土手から、数多くのカメラマンが各々のスタイルで撮影する姿、着物レンタルなどのコスプレ姿の人々と、「映える」姿を撮っているのを横目に、川面に浮かぶ花びらにピントを合わせること、しばし・・・もう少し時間があればと、後ろ髪をひかれながらも至福の時を過ごさせていただきました。
 
散り際も見事、桜、季節限定の観光コンテンツの鉄板ですね!

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