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「曲水の宴~京都・城南宮」

白河天皇が鳥羽離宮を造営し、その一角に御宮を建てたことから始まり、御所の裏鬼門に位置する場所が城南宮です。方違の御社と言われるように貴族たちの方位除けの神社としても繁栄しました。
応仁の乱で荒廃し、江戸末期には鳥羽・伏見の戦いの主戦場となりましたが、戦後復興を果たしたものです。

落ち椿としだれ梅が有名、城南宮

春の声を聴くと神苑には、梅や椿の花々が咲き誇り、雨がしとしとと降る日には、椿の花びらが地面に落ち、儚さも見せてくれます。
また、ゴールデンウィーク中には、この平安の庭と一筋の鑓水に歌を流す宮中行事である曲水の宴も開催されます。

雅やかな行事、京都市内には、まだまだ見たことの無いモノ・コトがたくさん溢れていますね。

真夏に2月の写真ですが、アーカイブ故、ご容赦を!

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