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「日本の中心たる観光地~皇居・二重橋」

毎年1月2日になると新年の一般参賀が行われ、皇居正門に面する二重橋から一般参賀者は入場することとなります。
二重橋とは、皇居正門から長和殿へ向かう途中の二重橋濠に架かる鉄橋を指します。しかしながら、ここにも映っている石橋が二重橋と思っている方が少なくありません。
(石橋の向うにうっすらと映っているのが鉄橋、二重橋です)
 
1614年、江戸城西の丸が改修された際に下乗用の木製橋が架けられたのが、二重橋のはじめとされます。その後、花崗岩でできたアーチ橋、鉄橋と変遷し、1964年に現在の鉄橋に架け替えられました。
最初の木製橋の強度を高めるために橋げたを上下二重にしたことが二重橋の謂れで、現在の鉄橋は、実は二重ではありません。それ故、手前の石橋が二つのアーチとなっているため、誤認されているのだと思います。
 
しかしながら、皇居は日本の中心たる場所、ここは日本を代表する観光地と言っても過言ではないですね。

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