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「輝葉絨毯~文京区本駒込・駒込天祖神社」

駒込村の総鎮守ということもあり、朝日が昇る前から近隣の住民が参拝に訪れる駒込天祖神社、1189年に源頼朝が奥州征伐に赴く際に、神明を祀ったのが始まりと言われています。
祭神が天照大御神ということもあり、伊勢神宮と同じ神明造りの社殿は、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
 
参道には、東京都の木でもある銀杏並木があり、秋が深まると黄金色の絨毯に変わります。そして、日の出から数時間後、東からの強い光が落ちた黄色をキラキラさせます。
近隣の駒込富士神社も神職を兼務する神社であり、6月晦日には、富士神社は山開き、天祖神社は茅の輪くぐりと、多くの参詣者で賑わいます。
 
東京は、京都のように有名な神社仏閣は少ないですが、由緒正しい古刹も少なくありません。史跡ツーリズムというカテゴリーを作ることによって、観光客の地域分散を進めることができるのではないか、と思う今日この頃です。

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