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「斜陽・ニュースなガード下~東京都台東区御徒町・春日通り」

人は忘れる生き物と言われます。
 
御徒町駅の高架下には春日通りが走り、上野方面には東京下町の繁華街・アメ横を有しているこの場所、1990年1月22日に新幹線の東京駅延伸工事のトンネル工事の際に大陥没をしたところです。

ちょうど、この立っている場所が陥没現場です!不思議な感覚・・・

ちょうど買い物に来ていて、すぐそばに居たのにその事故を知ったのは家に帰った後、ちょっと間違えば、穴に落ちていたかもしれない。事故に遭遇するのは、ホント偶然なのだと思ったものです。
今では何もなかったかのように時間が過ぎていきますが、朝な夕なに数多くの方々が通る街、びっくりしてしまいますね。
 
アメ横は、ミニタリーウエアや靴、化粧品などを販売するお店が多数ありましたが、最近では丼物のファストフード店や薬局なども増えていて、どんどん様変わりしています。上野までのガード下は、まだまだ往時をしのぶことができますが、こどもの頃のお店もだんだんと無くなりました。
 
この日の斜陽のような寂しさを、ふと感じた一瞬、切り取ってみました。

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