「白秋ゆかりの舟遊び～福岡県・水郷柳河のおもてなし」

旧柳川藩立花家の城下町である福岡県の柳川は、縦横に水路が巡らされた水の都です。別邸である「御花」周辺には、優雅に舟遊びを楽しむ観光客を多数見ることが出来ます。また、詩人の北原白秋の故郷でもあり、生家が今でも保存されています。

白秋の命日、11月2日には柳川の観光船がすべて終結し、白秋祭が行われます。百艘近くのどんこ舟が、それぞれの乗り場から御花に向けて出発すると、運河沿いには、和洋の楽器演奏や子供たちのコーラス、にわか仕込みの縁日などが出店され、祭りを数倍にも盛り上げてくれます。

しかしながら、この白秋祭は地元の方々が参加するだけで満席状態となるため、他地域から祭りに参加することが難しく、祭りに参加したいという声が方々から聞こえてきていました。
KNT-CTホールディングスは、その声を実現するために地元の観光関連の皆さんと共同で、別の日にイベントを創造しました。「水郷柳河おもてなしお堀めぐり」というツアーは、同会社の各地から商品が造成され、新たな誘客が具現化しました。

舟の中では、柳川の名物「鰻のせいろ蒸し」やお酒の肴などに舌鼓を打つお客様の姿を見ることも出来て、市長をはじめとする町の方々と一体となったイベントとして、実施することができました。

舟の灯りが水面に映し出される景色は、時間を調節した美しい姿になりました。