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お金について考えていること

お金のことをあまり心配せずに暮らしていけるようにしたい。これは、多くの人の強い願いだと思います。私も同じことを考えて生きています。

お金がないというのは苦しいものです。私も人生のある一時期、お金にかなり苦労をしました。その間は、寝ても覚めてもお金のことばかりを考えていました。やりたいことがあってもお金がかかることは全て先延ばしです。お金が無いわけではなかったのですが、将来のことを考えると思い切った出費ができず、1ヶ月の食費1000円ほどで生きていた時期もありました。体重が20kg減ったことで、病院に2ヶ月程入院することになり、生きている意味を問い直す苦しい時間を過ごしました。

「真面目に働いて貯金」という分かりやすい方法ではもはや資産形成できなくなってしまいました。今となっては夢のような話ですが、ただ郵便貯金の定額貯金に預けておくだけで、10年で2倍になったのです。私も親に強制され、お年玉をすべて郵便局の定額に預けた覚えがあります。でも残念ながら、このような方法では低金利の今お金はまったく増えません。真面目に働いても、ほとんど手元にお金が残りませんし、銀行の定額貯金の利率も、今ではわずか0.002パーセントになってしまいました。3600年預ければお金が2倍になる計算です。おそらく私はこの世にいないでしょうが・・・

お手本がない!
なので、今の時代にあった新しい戦略が必要です。

でも、身近に手本となる人がいないのですね。親のアドバイスは時代が違いすぎて参考になりませんし、周囲を見渡してもうまく蓄財をしている人をあまり見かけないのではないでしょうか?

でも、うまく蓄財をしている人は確実に存在します。余計なやっかみを買いたくないので、みんな黙っているだけです。金持ち批判の多い日本では声高に富豪アピールをすれば叩かれまくるのが目に見えているからです。

2020年の調査ではおよそ50世帯に1世帯は金融資産が1億円以上あるそうです。つまり、クラスの同級生の1人くらいは富裕層らしいのです。

これらの人たちの共通する習慣や行動を身につけることで、この人たちと同じような金融資産を築くことができるはずです。僕はそんなふうに考えて、これまでやってきました。

具体的な方法は?
方法は大雑把に言って5つあると考えました。

1)自分に投資する
まずは自分に投資、つまり勉強をして、稼げるスキルを身につけます。ちょっとでも賃金が高い方が、早くお金が溜まるからです。また、年功序列社会から能力主義社会へと急速にシフト中ですから、蓄財はさておき、単なるサバイバル戦略としても有効です。

私も日商簿記検定をとれば食いっぱぐれないという記事をネットでみつけて2級を取得しました。しかし、就職活動において役に立つ機会はあまりありませんでした。つまり、資格取得は目的を持たなければあまり意味をなさないとも感じています。

2)生活レベルを上げない
ちょっと収入が増えると、ゲームを買うとか食事等の散財をしてしまいます。でも、これが落とし穴なのです。

蓄財にまわせるお金って、収入と支出の差額だけです。なので、収入の上昇に合わせて生活レベルを上げてしまうと、せっかく収入が上がっても差額が増えないため、早いペースで蓄財できないのです。

また、一度迂闊に生活レベルを上げてしまうと、それが当たり前になって下げられなくなります。なので、最初から生活レベルを上げないのがポイントです。

自炊した料理でも5つ星レストランのシェフがつくった料理でも、食べれば栄養になるということは一緒です。借家でも持ち家でも、寮だろうとアパートでも住むという機能を考えれば、何も差はありません。住めば都というやつです。ゲームなんかも勝ったとしてもどうせすぐに飽きます。

またふるさと納税やポイ活といった手段もありますが、結局無駄な出費が増えてしまうので、これらのサービスをうまく利用できる人のみが積極的に活用するようにしたらいいと考えています。

こうは書きつつも無理な節約には走らないでください。人の体は思ったよりももろいです。食費を削って医療費が増えてしまったら意味がありません。必要最低限の出費は惜しまずに出しましょう。

3)投資を早く始める
さて、少し余剰資金ができたら、1歳でも若いうちに投資を始めます。投資の最大の味方は、時間だからです。時間の経過とともに複利が効いて、雪だるま式に増えてくれるのです。特にコロナ禍の時は買った株が簡単に2倍なりおいしい思いをしました。なので給与が振り込まれたら、まずは投資資金を確保し、余った分で生活します。余ったお金で投資をしようと思っていると、なぜか絶対に余りません(笑)。

4)米国株に投資する
なんだかんだ言いつつ、今のところが米国株が圧倒的に手堅いです。世界のイノベーションをリードする巨大企業をいくつも輩出している米国株式市場に広く分散投資するのが、最も効率的な投資方法だと考えています。

日本に住んでいれば、日本株の方が有利ということを聞くことがありますが、そんなことはありません。アップルとソニー、マイクロソフトと富士通、マクドナルドとモスバーガー、ズームとシャープ、アマゾンと楽天、IBMと日立、VISAとJCB等どちらの企業の方がよく知っているでしょうか?またアベノミクスも終わり、日本株のパフォーマンスは決して良いものではありません。

日本在住でしたら、つみたてNISAやiDeCoなどを利用して、S&P500やVTIもしくは全世界株式に連動した信託報酬の安い投資信託がいいかと思います。ネット証券を通じて米国株への投資が簡単にできるので、初心者にもオススメします。

以上、「私がおススメする4つの投資戦略」をお送りしました。この4つを手堅くやれば、時間を味方につけてお金を貯められるのではないかと考えています。私のnoteでは、今後資産運用について少しずつnoteを書き始めようとしているので、応援していただける方はフォローしていただけるとありがたいです。


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