安易な発想に魅力を感じる ~人生で一度だけ作詞した話~
こんにちは。ストレスたまっていると冷凍庫の横に椅子を設置して無限にアイスを食べ続ける勝山です。頭キーン対策にぬるい水を片手にアイスを食べます。
私は今まで音楽というものにあまり関わったことがありませんでした。
歌も下手で、流行歌もあまり詳しくありません。
そんな私ですが、一度だけ作詞したことがあります。それは幼稚園に通っていたときのこと。
当時家でやっていたテレビゲーム、「マリオパーティ」に出てくるミニゲーム、「トロッコレース」の曲の一部を使って歌を作ろうと考えていました。
▼作詞するきっかけになった曲▼
大体0:18~0:30の間の部分を使って以下の歌詞を作成。
1. エンジンブルブル踊り出す サイコー サイコー 森の中へ エンジンブルブル踊り出す サイコーだぜ バイクで出発さ~
歌詞を解読するにバイクで森に入っていく感じだろうか。
ちなみに20年のときを経て実際に歌ってみた。
まあみんなの言いたいことは分かる。
3ヶ月前の深夜のテンションで買ってしまって押し入れにあった仮面を活用したかっただけです。自己主張が強くてごめんなさい。
この歌の題名は「エンジンブルブル踊り出す」。そのままである。
そしてこの歌には2番、3番がある。
2. エンジンブルブル踊り出す サイコー サイコー 家の中へ エンジンブルブル踊り出す サイコーだぜ バイクで出発さ~
3. エンジンブルブル踊り出す サイコー サイコー アリの中へ エンジンブルブル踊り出す サイコーだぜ バイクで出発さ~
もはやよく分からない歌詞になっている。
2番ではバイクで家の中に入っていく感じ。迷惑極まりないなぁ。
そして3番ではバイクでアリの中に入っていく様子を描いている。
ん?
画力がないことは置いといて、こんな感じだろうか。アリに食われていく結末で完結している。
この歌詞を作詞したときの記憶は定かではないが、1番が森、2番で家、3番でアリ、というように、歌詞が進むにつれてバイクで走る場所が小さくなっていくところが分かる。
幼稚園に通っていた頃はアリがこの世で1番小さいものだと認識していた。ので3番というラストに1番小さいアリを持ってきた記憶がある。
歌詞にも特に深い意味はない。歌が進んで行くにつれてどんどん小さなものになっていく。発想が安易すぎるのだ。テクニックもくそもない。
ただ、最近になってこの歌詞を眺めると、「アリの中を走る」という発想はおそらくもうできないだろう。
歌詞は意味不明で発想も安易すぎる。故に今の自分には絶対思いつかない発想でもあり、とても魅力を感じてしまった。
最近、いろいろな発想に触れる。複雑な発想、テクニカルで頭がよくないと理解できない発想。
いろいろなものに出会う。
いろいろな意義が詰め込まれてしっかり計算の上作られたであろうものに出会う。
そんなものも魅力的にもちろん感じる。
ただ、最近安易すぎる発想にも魅力を感じるなぁとふと思う。
そんなことをふと感じた、アイス暴食中の出来事。
グッバイ。
そしてアイルビーバック。
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