【第二回】ハンドパンの周波数特性を見てみよう!
今日もマニア向け
マニアのみなさんお待たせしました。第二回目です。こんな記事を読む人はみんなオタクでしょう。でも喜んでくれる人大好きです。
今回はちょっと面白いこと判明しました。
いきなりハードルを上げるのもあれかと思いますが、「ほ~んそんなこともあるんだ!」って程度に思ってくれたら嬉しいです。
今回は…
MeridianとMakaiのD4を比べてみた!
同じはずの音でもなんか違うな~工房のせいなのかな~って思ってたら違いました。そこには明確な違いが…!
MeridianのD
私のMeridianには後ろにF Dingがいます。DマイナーからFメジャーに移行できるように仕込んでもらいました。
そんな話はさておき…とりあえず見てみましょう。
D4と他にD5,A5が見て取れますね。うんうん
あれれ?D4より下にもなんか少し目立つ周波数がいますね。どれどれ…
おぉ!F3君!裏面のDing音も少しは響いてくれていたんですね。
つまりMeridianのDを叩くとD/F/AのDmの構成音が作られていたんですね!
面白い面白い
※画像表示できていませんが、FDingの五度上Cも入っており正確にはDm7の和音が作られています。
※F3の方がD4より低いので「F/D/A」のコードになるのでは?ってお思いの方もいらっしゃるかとは思いますが、今回はD比較のため転回してDを根音としてます。
MakaiのD
前項でMeridianのDはD鳴らすだけでDmの構成音も響くようになっていました。
そうすると…Makaiは?
とりあえず見ていきましょう!
むむ…!?
こいつにも下の方になんか音が出てますね。
おお~同じDでもこっちはDing音F#が含まれていますね。
つまりMakaiのDではD/F#/AでDメジャーの構成音が鳴っていますね。
おわりに
今回は同じ音を比較した上で両者の違いを発見しました。
MeridianのDはDm系の音になるためDでもマイナー気質の暗い響きを得る一方
MakaiのDはF#により同じDでもメジャー系の明るい響きを得るのですね。
聞こえ方が変わる正体は同じ音でも含まれている倍音成分が異なるからって事でしたね。
なんとも面白い結果を得られて満足でした。
う~ん楽しい!
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