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10年間のひきこもりをやめ、40才未経験でもインタビューライターになろうと思ったワケ

こんにちは、40才目前の母、ミシリです。

突然ですが、わが子や親戚の子など身近な子どもから、将来を悲観する言葉って聞いたことありますか?

2023年8月上旬、それは突然やってきました。

長男:「オレ、大人になるの楽しみになんて全然思ってない」

なんでそんな会話になったのか流れは覚えていませんが。

3人兄弟の一番上。13才の中学1年生。

「ええっ⁉︎そうなの⁉︎」って返したのだけ覚えてる。

この発言を受け、私は約10年間のひきこもり生活を終わらせる運びとなったのです。


一番身近にいるおとなが、挑戦もなにもしない引きこもり根暗40女なんて、そりゃ楽しみにするはずねぇか!ってめちゃくちゃ納得したから。

12行だけ私のむかし話にお付き合いください。

中学卒業して5年制の看護学校に進学。
途中、実習中に過呼吸を起こしたり、テストで毎回赤点とったり、食べすぎでパンパンに太ったりしながら何とか正看護師の資格をとったものの結局仕事ができない、できない。

日勤帯なのに朝7時前から出勤し、夜9時まで残業、とか毎日やってたら半年でソッコーでうつ病になり、20才から3年間ほとんど記憶がない生活へ突入。

入院先から脱走したり、夜中に海辺をさまよったり、お祓いするよ、と両親にムリヤリお寺に連れて行かれたりしながら暗黒時代を過ごしました。

旦那さんは、そんな暗黒時代の私を実家から救う為に私と結婚。落ち着いて考えれば考えるほど、あんな状態の女とよく結婚したよなぁと尊敬の念を抱くほどです。
自分で考えた【うつ病克服感謝かんしゃプログラム】を実行し、なんとか普段の生活ができるようになり、24才頃からごまかしごまかし働けるようになったとはいえ、相変わらず看護師の仕事はままならない状況でした。

「80才の自分のばあちゃんより仕事できないわ〜」って同僚から呆れながら言われてました。

30才を超え、加速度的に自信を失っていく日々。

3人目出産を口実に、家庭を防衛する専門になり、逃げて逃げて10年間。そして現在に至る、と。

(全然12行に収まらなくてごめんなさい)

けど、この世界には、子どもたちの半径10mにいるような、(私も含め)つまらない大人ばかりじゃなくて、面白いことしてる大人もたくさん存在しています。
そのまごう事なき真実を、我が子に伝えたいと思いました。

そんな人たちに触れあって、「大人って、おもしろいんじゃね?」って感じてほしい。

思いついたこと実行して、「おまえって、おもしれぇじゃん!」って可愛がられてほしい。

その世界をみせるのに、どこぞのエリートが色々やっても、わが子には響かないのです。

一番身近で、一番ポンコツで、一番生命力弱めな私が適任すぎる。

だって、一番可能性低いもん。

だから、一番いい。

だから、私が特攻隊一番隊 隊長でなくてはならないのです。

最終目標は

「おもしろい」に貪欲なおとな。
ムダを楽しむ「ムダフェッショナル」になること。

その為に、まずはオモシロおとなを取材して、子ども達も楽しめる記事をつくる。

とは言え、急に動くとアキレス腱切れますからね!

まずは!まずは!「40才で初めて、音楽フェスに行く」からスタート。

・・・山人音楽祭ってあんなに楽しいんですね。やっぱり経験するって大事なんだなぁ

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