【概要】
<タイトル>
『終末映写倶楽部』
副題:“THE COSMOWIDE SPECULATIVE FICTION”
英題:Frozen Archive
<あらすじ>
人類の絶滅に一役買ったのは、突然の大氷河期だった。
それから時が流れ、地球に新たな生命体が降り立つ。
冷凍保存された文明の跡をオマージュし、それらは瞬く間に都市「ディンナム」を築いた。
アカデミーに転校したハスイは、そこで「映画」に出会う。
「カメラなんて大キライ。でも――」
故郷で家族を失った過去を引きずり、ふさぎ込むハスイ。
映画が、次第にそんな彼女とアカデミーのはぐれ者たちとを繋いでゆく。
<登場人物表>
ハスイ(HASUI) CV:未定
ダン(DAN) CV:未定
エシエネ(ACANE) CV:ナギノエナ
チューブ・パッチョ・パンチョス(TUBE PACCHO PANCHOS) CV:神原 真理
コトヤマ(KOTOYAMA)
ワトウ(WATO)
オッ・ドゥナ・コパイ先生(O, DOONA COPAI)
<キャッチコピー>
「無駄なことの、積み重ねの先に」
「君の遺伝子を、アーカイブする」
「カメラは武器になる」
<テーマ>
<手法>
TikTokやYouTube shortsなどの縦型動画が公開可能なプラットフォームでの展開を前提とした、3DCGオムニバスショートアニメーション。
<ターゲット>
深夜アニメをよく見る人
SF小説をよく読む人
洋画が好きな人
全人類
<フォーマット>
1080×1920
<プラットフォーム>
TikTok
Instagram Reels
YouTube shorts
【シリーズ構成】
[第1話] 終末映写俱楽部 (FROZEN ARCHIVE)
[第2話] 凍てつく季節の乙女ども [SEASON]
[第3話] 人間たちの話 [MAN BEFORE MAN]
[第4話] カメラは武器になる [SHOOT]
【世界設定】
都市「ディンナム」
ディンナム・アカデミー
キタ・ディンナム・フロティング・アリーナ(ナムアリ)
大型商業施設 PAON(パオン)
コタン・ケケ・トショカン
ノミモン・ステーション「BALL-HAR-A(ヴァルハラ)」
レンタルビデオショップ UTAYA(通称)
【企画意図】
「父権的な現代社会」に疑問を投げかける3DCGアニメーション作品を作りたいと考えている。法律や常識、ひいては人類史は権力を持った男性によってつくられてきたように思う。映画は、そんな父権社会のアーカイブであり、同時にアンチテーゼとしてのアクティビズムでもある。
主人公は、人類がかつて創造した「映画」を発見し、「人類史」を俯瞰的に観察しながら、自ら映画制作を通して成長していく。この物語の企画コンセプトと世界設定を持って、視聴者に「父権的な現代社会」への批判精神をもたらしたい。
現状
日本の義務教育における性教育を含む人権教育は不十分と言われており、その背景からクリエイターの人権意識の低さが伺える。また、映像作品はビジネスを優先した形で製作され続けていると考えている。
特に、アニメ(漫画原作含む)作品は、世界基準のジェンダー観からの乖離が著しい。アニメはストリーミングサービスを含めミディアミックスのフローが確立されていることもあり、年代を問わず人気で、浸透スピードも早く、映像ジャンルにおける社会的影響力が大きい一方で、図らずも「父権性」を社会に助長させているとも考えられる。また、次世代のクリエイター自身も1人の消費者として潜在的に、その作品群がはらむ「父権性」に影響を受けている。その旧来的社会通念がエンタメによって流布され続ければ、将来的に次世代の作家も父権社会の維持に加担することになりかねないと推察する。
企画の意義
そのような「父権的現代社会」の是正の第一歩は、現状への疑念を持つことが足がかりになると考える。歴史的なプロパガンダにも使用されるような映像作品というメディアは、そのような社会批判精神をもたらすのに最適な手法である。また、「父権性」を客観視するようなコンセプトをもった本作品は、制作においても制作陣の倫理観に対して安心して鑑賞できる作品にしていく。
本作品を通じて、視聴者の常識を「代謝」させていきながら、父権社会における「当たり前」の是正についての視点を持ってもらうことを目指したい。
【スケジュール】
2024/8/18(日) コミティア149
会場にて「T.C.(ティザーカード)」配布をもってローンチ
(映像リンクのQRコードを印字した名刺サイズのカードを無料配布)
【完成後の展開】
デジタルフレームを活用した、コレクティブアニメーションを商品化。
<コンセプト>
現代の新版画
<目的>
新版画のように所有できる、したくなるアニメーションを大衆化させ、映像作品の物質的価値を創造する。
<方法>
クラウドファンディング
<展開の条件>
本編最終回公開後、「終末映写倶楽部」公式SNSアカウントのフォロワー総数が設定した目標数を超え、ファンダムが確立されていること。
【メディアミックス】
コミカライズ
ムック本『FROZEN ARCHIVE』
架空Podcast
楽曲配信
ユニフォーム制作
コミティア出展
【マーケティング】
デザインブック制作
各種SNS運用
ARグラフィティ
架空映画ポスター(イラストレーターコラボ)
ユニフォームルックムービー
特集記事
【各種SNS】
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